「スズキスイフトスポーツ」に乗る
盟友N氏とスズキスイフトスポーツに試乗してきた。これまで次の車はスポーツカーにしたいと言ってきた。だが本命だったトヨタS-FRが開発中止の憂き目に。そして急浮上したのがスイフトスポーツ。だから昨日「ブラック・クランズマン」を観る前にスズキのディーラーへ行ってきたのだ。天候は雨曇りで冴えなかったが、気持ちは晴れ晴れ。久々にワクワクする時間を過ごした。
試乗はスイフトスポーツのセーフティパッケージ搭載車で6速マニュアル。色はシルバー。早速シートに座る。インテリアはナビ無しで殺風景。 ただインパネは「コイツ、走るぞ」という思いが伝わってくる。小さな事だがイグニスと同様、スピードメーターの切り方、0キロの位置が気に入らない。ホントに小さな事だが。
シートのホールド感はスポーツ仕様。車内空間はややタイト。エンジンはクラッチとブレーキを踏んだ状態からスタート。久々のマニュアル運転で左足の高さ、置き場に困った。アクセルを踏むとトルク感が伝わってくる。クラッチを戻して試乗をスタートさせた。
試乗コースはディーラー付近の一般道を周遊。試乗時間25分と短く、「ごゆっくりどうぞ」とイグニスやRStの時のように箱根方面へ行く余裕は無かった。
週末で道路は混んでいたためか、2車線のメイン道路でも3速まで上げるのが精一杯。でもクラッチ切ってシフトを上げ、加速するのが楽しい。また軽くアクセルを踏み込んでもトルクがあるためか、アルトワークスの時のようなストレスは無かった。坂道発進も苦にならない。ハンドルの重さも適度で好み。
週末で道路は混んでいたためか、2車線のメイン道路でも3速まで上げるのが精一杯。でもクラッチ切ってシフトを上げ、加速するのが楽しい。また軽くアクセルを踏み込んでもトルクがあるためか、アルトワークスの時のようなストレスは無かった。坂道発進も苦にならない。ハンドルの重さも適度で好み。
裏道に入るも前車が遅いので、上げても4速まで。そこでいつものようにコンビニ駐車場で途中下車。ただこの時、ギアがバックに入らず困った。だがそこですかさず盟友N氏のアドバイスが入る。
「外国車はシフトを上につまんでバックに入るよ」
答えはその通り。さすがは沢山の車を乗ってきた盟友N氏。一人ではどうにもならなかっただろう。落ち着いたのでエクステリアやインテリアから気になる点をみていく。
まず気になったのは後席のドアノブの形と位置。今の流行なのか。日産ジュークと同じ感じ。何故、前席と同じデザインにしなかったのか。しかも小さな子供では手が届かない。
トランクはこれまでのスイフト同様に必要最小限。後席の座り心地はまずまず。ただ後席3人乗るにはちとキツイ。ただ全体の見た目といい、それ以外にマイナス点は思い当らなかった。
再び試乗に戻り、ディーラーへの帰路。トルクが太いので2速発進でもスムーズ。ポンポンとシフトアップしていく(ただシフトストロークは長めかも)。そして長めの2車線直線道路で5速へシフトアップした。何とも言えない加速感。あっという間にディーラーへ着いてしまった。駐車のためバックギアへ入れるも今度はスムーズ。ホント、あっという間に終わった。
さて商談。ソリオと同じディーラーで担当さんが出てきた。こちらの気持ちは買う気満々というより、様子をみているというのが正しい。何せ今年10月に消費税が上がり、かつ自動車税、重量税等も併せて税制も変わる。消費税だけでも5万近く差が出る。担当さんの話も同様、しばらく様子をみるしかないとの結論。何せ今年は選挙イヤー。今度の税制、政治の駆け引きにも使われるだろう。そしてこの手の話は結論が出るまで長そう。秋までは長い。
ちなみに現在の納期は2か月半程という。税制の切り替わり具合で駆け込み需要もあろう。担当さんは善処しますとは言ってくれた。
見積は全方位モニタ、セーフティパッケージ等を付けてザクッと244万。ただ全方位モニタやカーバイザも要らない。細かくみていけば15万位は下がる計算。あとは下取りでどの程度補えるかだ。ちなみに車体価格200万以下でこれだけ楽しめるスポーツカーは他に見当たらない。
結論、次(最後?)の車はスポーツカーにしたい。自分の愛車遍歴はシティターボIIブルドックからスタート。奇しくもFFでターボ車と今回のスイフトスポーツと構成は変わらない。それ自体、我が琴線に触れる。本当はFRとか、4WDへとステップアップも考えたが、予算が伴わない。走りはもちろん、スイフトスポーツのコストパフォーマンスの高さは大きな魅力だ。後は税制の行方と我が家の財務大臣の決断次第といったところだろう。
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