« 「日日是好日」を観る | トップページ | 2018年総決算「競馬篇」 »

2018/12/31

2018年総決算「映画篇」

181231_01

今年は劇場で26本の映画を観た。印象に残った映画を挙げてみると次の通り。結局ベスト10で収まらず、ベスト12になってしまいました。ただ上位は甲乙付け難く、順位はあってないようなものです。

1.「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
2.「スリー・ビルボード」
3.「日々是好日」
4.「ボヘミアン・ラプソディ」
5.「孤狼の血」
6.「万引き家族」
7.「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
8.「レッド・スパロー」
9「レディ・バード」
10.「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」
11.「search/サーチ」
12.「カメラを止めるな!」

1.「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
とにかくゲイリー・オールドマンのなりきりぶりが圧巻。加えて辻一弘さんの手による特殊メイクで違和感無く作品に没頭させてくれた。派手さは無いが、史実の重み、リーダーシップとは何かと問い掛ける。

2.「スリー・ビルボード」
復讐に燃えるトンデモ母ちゃんの物語と思いきや、惹き込まれる、優れた群像劇。そりゃそう、演技の高さは今年のオスカー受賞(主演女優賞、助演男優賞)のお墨付き。不幸の連鎖とやるせなさ、終幕での感慨は言葉にならない。

3.「日々是好日」
世間的に今年亡くなった樹木希林さんの作品として知られるが、今や彼女の代表作。もちろん主演黒木華の代表作でもある。茶道、師弟関係、日本文化を主人公の成長と共に伝える。観終わった後、日本人として誇らしくなる。

4.「ボヘミアン・ラプソディ」
音楽映画にハズレ無し、栄光と挫折に王道を往く物語。どこまで史実か異論があるようですが、クイーンの楽曲は永遠。ライブエイド再現で感動。ブルーレイが出るなら、カットされた来日エピソードも観てみたい。

5.「孤狼の血」
東映王道ヤクザ路線の継承、「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督による男臭い群像劇。ダイワマンこと役所広司のヒールっぷりと現代っ子松坂桃李のコントラストと昭和の残影が興味深い。原作は続編ありで和製「インファナルアフェア」となるか。

6.「万引き家族」
カンヌ映画祭最高賞パルムドール受賞、是枝裕和監督作品。リアリティーとファンタジーの狭間に見える重いテーマ。家族、幸せ、豊かさ等を考えさせられる。加えて今の朝ドラ観てると、本作での安藤サクラのカメレオンっぷりに驚かされる。

7.「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
MCUの大ラス前。サノスにとことん追い詰められる人類、アベンジャーズ。最大のスケール感と帝国の逆襲ばりの終幕に唖然。後は「キャプテン・マーベル」とアベンジャーズ完結作で来春が待ち遠しい。

8.「レッド・スパロー」
お気に入りのジェニファー・ローレンス主演最新作。彼女の魅力満載のオーソドックスなスパイもの。教官のシャーロット・ランプリングも怖いが、それを喰うジェニファーの魅力、体当たりの演技にメロメロ。

9「レディ・バード」
若手次世代シアーシャ・ローナン主演。親友間、親子間の関係描写に巣立ちをテーマにした青春ドラマ。恋愛オンリーで雨後の筍のような邦画群とは大きく違う。何よりフェロモンムンムンのジェニファーとは対局の爽やかさもいい。

10.「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」
約30年ぶりの続編。アルバム制作の背景、成功とその後が描かれていく。陽気なキューバサウンドと共に、前作からの月日はある種の別れを感じさせる。

11.「search/サーチ」
企画力とそれを具体化した技術の勝利。SNS時代、溢れる情報の中に潜む虚実。伏線とミスリードを仕込みつつ、スクリーンならぬディスプレイで全てが展開されるサスペンス。映画館でも見落とす情報量もPC視聴が楽しみ。

12.「カメラを止めるな!」
こちらも企画力の勝利。言わずと知れた邦画今年最大のコストパフォーマンス映画。前半の緊張感と後半の落差。作品作りしない方にはピンとこないかもしれないが、あるある感満載の後半で劇場は一体感に包まれた。

さてこれ以外の作品は一定の満足感を与えてくれたものの、ダメだったものもある。次の4作はダメだった作品。いずれも途中寝てしまったのは共通の出来事。
悪ノリ過ぎ?ノレなかった...「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」
演技合戦だけ?の...「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
円谷訴訟の被害者。金は掛かっているのだが...「レディ・プレイヤー1」
意欲作ながら、尺1時間でよかったのでは...「15時17分、パリ行き」

テレビシリーズも観たが、「24」「ウエストワールド」「高い城の男」「SUITS」はいずれもホント面白かった。シリーズらしく観続ける麻薬性がある。

来年後半、近場にもう一つ郊外シネコンができるらしいが、希望はIMAX設置。ここぞって作品で観たいよなと思う。でもできるかなぁ。ただのシネコンなら近所だけでいいよ。まぁとりあえず来年も映画を沢山観たいです。

|

« 「日日是好日」を観る | トップページ | 2018年総決算「競馬篇」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58265/67541757

この記事へのトラックバック一覧です: 2018年総決算「映画篇」:

« 「日日是好日」を観る | トップページ | 2018年総決算「競馬篇」 »