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2018/11/25

古馬任三郎の第38回ジャパンカップ予想

ええー。皆さん、回文ってご存知ですか?上から読んでも下から読んでも同じ言葉。昔、山本山なんてCMもありましたね。年がバレてしまいますが。

さてジャパンカップ。数えて今年は38回目。かつて外国馬の後塵を拝していた頃が懐かしい。だからこそトウカイテイオーが勝った時は熱狂しました。ただ手元にあったのはナチュラリズムからの馬券でしたけど。要は当ればいいのですよ。

そんなジャパンカップ。近年、日本馬が上位を占めるようになった一方、その鞍上は外国人騎手ばかりとなりました。しかも今年のGI戦線は例年にも増し、デムーロ、ルメールは言うまでもなく、短期免許のモレイラ、ビュイックと活躍が目立ちます。日本人騎手出る幕無しの空気が漂うのは仕方ありません。

ただ、忘れてはいけない日本人騎手がいます。それが川田将雅。

これまでの実績はご存知の通り。そんな彼が夏はフランス武者修行。「彼が乗ってダメなら諦めがつく」とこの秋のGI、秋華賞でミッキーチャーム、天皇賞でキセキ、先週のマイルCSではアルアインから軸流ししていました。馬券はミッキーとアルアインで的中する事ができたわけです。

今回乗るキセキは菊花賞馬。昨秋と異なり、近2走は先行してのスタミナを持ち味とし、前走こそ後続馬の切れ味に屈しましたが、距離延長の今回はレースをより支配し易いと思います。想定ペースはスロー気味か平均。隣枠の同形シュヴァルグランとの兼ね合いがカギですが、内の川田は下げないでしょう。もう少し内が良かったと思いますが、14頭立てなら何とかなる。キセキが本命です。

相手筆頭は鞍上ぞっこんのアーモンドアイ。単勝圧倒的の一番人気。父親譲りの切れ味はオークスで圧巻でした。しかもぶっつけの秋華賞で魅せた瞬発力。成長した馬体と共に見応えのある馬です。内枠ながらフルゲートでない事もプラスに働くでしょう。

以下スワーヴリチャード、シュヴァルグランが相手。ヒモで押さえたいのはノーブルマーズ。目黒、宝塚と助けてくれた馬ですから。印の馬での3連単2頭軸マルチ、キセキ-アーモンドアイ2頭軸3連複総流しで勝負。外国人騎手にとってのペースメーカー、武豊がいないジャパンカップ。ひと波乱ありそうです。

最後にキセキって上から読んでも下から読んでも同じ、回文馬だったのですね。東京競馬場で会いましょう。古馬任三郎でした。

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