「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」を観る
今日は「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」を観てきた。「スーサイド・スクワッド」のマーゴット・ロビーが主演と製作を兼ね、米スケート界を騒がせたトーニャ・ハーディング一連のスキャンダルが描かれていく。
リアルタイムで事件を知っている者には説明不要。本作はハーディングの半生とその裏側に当てていくが、何しろ冒頭からろくでなしばかりが登場。しかも感情移入のしどころがない。そんな彼女も幼少期の不遇は母親によるところは大きく、事件後の再会での出来事がより悲しさを誘う。
ただ約2時間の作品で終始ノリ切れなかった。ブラックなノリも苦笑レベル。物語のテンポも良くない。もちろん感情移入できなかった事もその一つ。さらにハーディングとマーゴット・ロビーの見た目の違いも大きい。ハーディングって見た目小柄だったような。ちなみにエンドロールでその姿が見られる。
見どころはオスカー助演女優賞受賞の母親役アリソン・ジャニーだろう。最もろくでなしっぷりが図抜けている。とはいえ、前評判のわりにこの作品はハズレ。観なくても良かった気がしてならない。
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