「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」を観る
今夜は息子と「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」を一緒に観てきた。今日が公開初日とはいえ平日、しかも夕方からの回で席の空きはかなり多かった。ただ明日から三連休、さらに夏休みで巻き返していくだろう。
風の街フウラシティは年に一度の風祭りに賑わっていた。聖火に向け伝説のポケモンルギアが風を送っているという。そんな中、少年たちに絡まれた少女ラルゴを街を訪れたサトシとピカチュウが助ける。だがラルゴはある秘密を抱えていたのだった。
リブートした前作、物語の中心にいたサトシとピカチュウが本作で少し脇に回った群像劇。ラルゴを始め、キャラクターたちのエピソードを重ねてクライマックスに繋げる作り。テレビシリーズと異なり、夏休み作品らしく冒険、そして子供たちに伝えたいテーマを秘める。かつての東映まんがまつりのメインアニメの役割を果たしている。
親目線、人とポケモンの共存という最低限の世界観を理解した上での感想。あくまで子供向けの作品ながら、安定の作りで約100分、大人の鑑賞にも耐えうる。ゲスト声優もブレーキにならず、作品の没入を助ける。そしてレジェンド野沢雅子の存在も大きい。
なおエンドロール後、次回作の発表に注目。その衝撃に息子はしばらく椅子から立てなくなった。劇場版前作から繋がる流れを受け、本格的なリブートに入るのだろう。
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