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2018/06/07

「デッドプール2」を観る

今日は会社帰りに「デッドプール2」を観てきた。デッドプールこと不死身のウェイド・ウィルソンによる俺ちゃんシリーズ第2弾。今回は悪者退治行脚に出たウェイドが、ある事件に巻き込まれ、その代償に少年を救う姿が描かれる。とはいえ、"憎みきれないろくでなし”デッドプール。ハードなアクションと毒のある笑いで魅せる。

諸事情で未だはぐれアベンジャーズの「X-MEN」チームだが、その楽屋落ちで笑わせる。それだけでなく映画ネタ、音楽ネタと笑いを散りばめ、そのおかげであるキーワードをいま検索したばかり。そして何よりデッドプールを追い詰めるケーブルを、サノスことジョシュ・ブローリンに演じさせる妙。そこだけで「X-MEN」と「アベンジャーズ」はクロスオーバーする。

アクションは前作以上。R15+とはいえ、基本コメディーなので残酷さよりも笑いが上回る。特に「Xフォース」が笑わせる。リクルートの過程といい、中でもバニッシャーの行く末は、映画ファンなら目を凝らして見て欲しい。ちなみに本作に出ているであろう、御大スタン・リーは何処に出ているか気がつかなかった。

物語的には喉元過ぎれば系。前作同様、心に残るものではないし、それも制作側すれば真意であるまい。ただケーブルとデッドプールのエピソードが重なる時、彼らいわくファミリー映画の色をみせる。そこがデッドプールの憎みきれない良さだと思う。

主演ライアン・レイノルズも脚本に参画し、面白さを散りばめる。某シリーズを思わせるアヴァンタイトルといい、ウルヴァリンへの嫉妬?、「X-MEN: アポカリプス」を彷彿とさせるエンドロールの出来事に思わずニヤけてしまった。あっぱれマーベル。多様な世界観を奥深く感じた。

180607

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