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2018/05/01

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を観る

今日は映画の日。仕事帰りに「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を観てきた。MCU最新作にして衝撃作。何とも言えぬ感慨と共に帰途につく。

集めると生命の半分を滅ぼす6つのインフィニティ・ストーン。宇宙最強のサノスは残り2つのストーンを探すため、地球に使者をさし向けた。まもなくニューヨークに巨大宇宙船が飛来。トニー・スタークとドクター・ストレンジらは彼らに立ち向かうのだった。

「シビル・ウォー」で分裂したアベンジャーズがサノスを倒すため再び共闘する。そして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が参戦。サノスとの関係性を含め、世界観の一翼を担う。本作「インフィニティ・ウォー」の前に観ておいて正解だった。

全体的に肉弾戦の「ウインターソルジャー」や「シビル・ウォー」と違い、宇宙生物との戦いなのでどうしてもCG絵巻になってしまうが、コッテリ系のDCに比べればあっさりしている。MCUなりに一貫した世界観の下、スーパーヒーローたちが宇宙と地上で火花を散らす。実はこの”一貫した”点が大事で、ごった煮カオスの「レディ・プレイヤー1」に欠けたものだった。だからアベンジャーズらしい最後まで魅せどころのオンパレード。

見どころはスーパーヴィランであるサノス。単なる悪役に非ず。主役は彼だ。全編を通して話の中心にあり、犠牲を払ってまで野望を果たそうとする彼の目的、達成した時の表情。話の流れの作り方といい、最後は監督であるロッソ兄弟のストーリーテリングぶりに圧倒された。終らせ方でいえば、あのSFシリーズのあの話の衝撃に匹敵する。たぶん映画ファンなら同じ思いだろう。

ちなみに「ブラックパンサー」を"ワカンダの超科学技術はトニー・スタークを不要にさせる程”と評したが、そうでないと今回、サノス軍とのがっぷり四つの戦いにならなかった。という事で許す!

傑作「シビル・ウォー」に勝るとも劣らない本作。MCUのファンなら必見、観て損はなし。次作への伏線は本作でもあった気がするが、この風呂敷、どのように畳むか?ロッソ兄弟。とにかく早く次作が観たい。

180501


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