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2018/05/05

「ウエストワールド」シーズン1を観る

テレビシリーズ「ウエストワールド」シーズン1を観た。オリジナルはマイケル・クライトンの原作映画「ウエストワールド」。幼き頃に「ゴールデン洋画劇場」で観たが、ユル・ブリンナー演じるロボットガンマンと、メカが露出する口パッカーンがトラウマになる程に衝撃的だった。なおクライトンのSF作品に共通するのはテクノロジーの進化と警鐘がテーマだが、最後はパニック映画になってしまうというオチ。

だが今回のテレビシリーズ「ウエストワールド」はそんな世界観も、フィリップ・K・ディックのような深遠なるアレンジが加えられている。これも製作のジョナサン・ノーランによる面が大きい。

ジョナサンは映画監督クリストファー・ノーランの実弟であり、これまで脚本家として参画してきた。傑作「ダークナイト」もジョナサンによるもの。単に内面を描くだけでなく、訴えかけるように響くのだ。

それがディック作品以降のAI、ロボットの深化。本作ではホストと呼ばれるロボットたち。ドロレス、メーヴの2体を中心に、自我とその様々な可能性を描いていく。ただ一度見通しただけではテーマを理解するのは難しい。

この世界を作ったフォード博士。その含蓄ある言葉は謎と共に想像力を掻き立てる。彼を演じるのがあのアンソニー・ホプキンス。キャスト、ビジュアル、製作費共々、ハリウッド大作級だ。そして90分に及ぶ最終話、フォードの「ウエストワールド」への仕掛けが始まる...という所でシーズン1は終了した。

ただシーズン1は単なる謎掛けでなく、大きなミステリーが組み込まれている。それはエド・ハリス演じる黒服の男の存在。ドロレス、別の来客者たちとの関係に加え、彼の探す迷路とは。それが最終話に向けて明かされていく。時系列を意識せず観ていたので、インパクトある展開だった。

個人的には何処かで見た事あると思いきや、「X-MEN」のグラサン野郎「サイクロプス」のジェームズ・マースデンがメインキャストで出演していた。彼だけでなく「007」シリーズのジェフリー・ライト、「MI:2」のサンディー・ニュートン等、キャスティングも豪華。

SF感満載な作品で子供に見せたいと思いきや、全裸とキワドイ描写が満載。当然、Amazonプライムではパスワード必須。子供の起きている時間で見られなかった。でも面白い。早くシーズン2が見たい。

180505

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