「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」を観る
今日は子供の付き添いで「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」を観てきた。朝一回目の回で満席。ムビチケで席を取っていたので間際でも入れたが、会員ポイントは別途一般窓口に並んで付け直してくださいって。シネマサンシャインさん、もう少しやり様があるんじゃないかと。長い行列を横目に諦めたけれど。
ポケモンの知識は「ポケモンGO」程度のもの。物語はそれなりに理解。007、スターウォーズしかり。シリーズものは困った時こそ原点回帰、エピソードゼロへ。サトシとピカチュウ最初の出会い、仲間との交流にその後、最強ポケモンホウオウが待っている展開となる。
劇場版という事で大画面を意識した演出。ただ最近のテレビシリーズの演出も派手となってそう大差は感じない。
脚本(一部脚本として)クレジットには故・首藤剛志の名。そもそもポケモン初期は首藤氏の手によるもの。かつてのアニメファンにとって、首藤氏といえば葦プロを支えた名脚本家だ。本作のタイトルといい、今も続く決めゼリフ、エッセンスは彼の手腕が大きいのだと思う。
映画としてはあくまで子供向けで友情と勇気がテーマ。奇をてらった「妖怪ウォッチ」と対局にある。少年少女の心を失った大人を楽しませるのは本分じゃない。「ポケモンGO」のおかげで知ってるポケモンのオンパレード、最後まで眠らずに終わったが、子供の付き添いが理由のイチゲンさんにはつらい。ただそうした子供向けのオーソドックスさこそがポケモン映画の強み。20作目は伊達じゃないといったところなのだろう。
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