「ハードコア」を観る
今日は映画の日。仕事帰りに「ハードコア」を観てきた。事前情報なし、某サイトのオススメマークだけが頼り。しかもタイトル「ハードコア」に対し勝手に何とも言えないイヤラシさを感じる。ただ実際はパルクールよろしくの近未来アクション作であった。
突然目覚めたヘンリーは妻と称するエステルの手術で復活を果たす。しかし突然二人をエイカンが率いる謎の集団が襲う。孤立したヘンリーはジミーの助けを受け、エステルの囚われたエイカンのアジトを目指す。
ここで何を書いてもネタバレになってしまう。ポスターしかり、サイトの作品紹介もしかり、深読みすると原題「Hardcore...」さえもネタバレではと思う程。ただそのタイトルが出るオープニングがテーマ曲と共にすこぶるカッコいい。ここだけで自分にとっては二重丸。
「第9地区」のシャールト・コプリーが製作・出演しているあたり、内容が只者でない事は伝わる。B級感プンプン。しかもアクション描写が凄まじい。大迫力、大爆発、ハイスピードなアクションは制約の少ないであろう舞台、ロシアによる点が大きい。最後までこれでもかのアクションが続き画面揺れ必至。ただし画面酔いの酷い人にはつらいかも。
本作は基本的に男性向けの映画。美女エステルによる動機付けから始まり、観る側は必ずヘンリーへの感情移入を強いられる。それがこの作品のキモだ。R-15+のため、残酷描写もあり。男性の喜ぶ描写も少しだけあり。心に残る映画ではないが、アクション映画好き、ゲーム好き、ハマる人にはたまらない。できるだけ情報は入れずに観る事をオススメしたい。
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