「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」を観る
今日は「ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション」を観た。ほぼながら見。しかも二日に掛けて観た事を付け加えておく。第一作からのお付き合い、主演ジェニファー・ローレンス好きから儀礼的に観た感じ。
カットニスはスノー大統領暗殺のため、キャピタルへ侵入。だが彼女を待ち受けるのは様々な罠。同士を失う中、カットニスはいよいよスノーと対峙する。
製作会社ライオンズゲートが相当力を入れたであろう、本国アメリカで人気のシリーズ。ただ「世界にひとつのプレイブック」デヴィッド・O・ラッセル監督から「ジェニファー・ローレンスを酷使し過ぎ」と横槍を食らっていた。しかし彼女抜きに映画、シリーズの成功は無かったろう。最後までカットニスを演じ切っている。ただ日本ではあまりヒットしていないのだが。
最近のSF作らしくVFX依存が大きいが、凄まじい戦場を演出。世界的なトレンドか、二部構成の後編であったが、そこまで引き延ばす必要はあったかと疑問。いくら近未来が舞台とはいえ、後半のトラップの一つは某シリーズみたい、まるで別の作品になってしまっていた。
物語は前作から登場したジュリアン・ムーア演じるコインとドナルド・サザーランドの駆け引き、生き残りゲームから政治的争いにシフトしており、2時間17分の上映時間はかなり退屈。余談だが、製作中急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの影響を本編中一切感じさせなかった。
あくまで本シリーズ全編通して観られたのはジェニファー・ローレンスありき。彼女は大スターに成長するも、本作での彼女はナチュラルメイクのせいか少女の顔を残す貴重な作品となった。
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