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2016/11/29

「君の名は。」を観る

 今日は大ヒット中の映画「君の名は。」を観てきた。前半は一見PV風でスタイリッシュ、後半は老若男女問わず物語に惹き込まれていくだろう。まさに平成のジュブナイル。

 飛騨の山中に住むみつはは都会への憧れを持つ女子高生。そんなある日、開いたノートに書かれた「お前は誰だ?」という一言。加えて親友たちにも昨日は他人のようだったと言われる始末。だが違ったのだ。東京に住む高校生、瀧と夢を見る間に心と体が入れ替わっていたのだ。やがてある出来事が二人の運命を別つのだった。

 この作品、ウケている理由が良く分かる。導入は若者向けながら、リアルで甘酸っぱく男女問わず主人公の二人に感情移入してしまう。自分が学生時代にリアルタイムで観た「時をかける少女」と同じ感慨に浸れる気がする。いやこの作品の方が門戸が広いかも。ただお年を召した方には少しスピーディー過ぎるかなぁ。でも劇場には結構そうした層も沢山いらっしゃった。さすがは今年最大のヒット作だ。

 この作品の物語、背景、生活感、何もかもとにかくリアルな画に驚かされる。アニメというとファン向けに媚びた演出、キャラが出てくるものだが、この作品は皆無。そこもいい。その中に日本風のキャラクターが生きている。とことんリアルだからSF調、根幹となる心身の入れ替わりに違和感はない。瀧がみつはになって目覚める仕草なんてまるで「転校生」のような、実はこの作品全体が大林宣彦作品のオマージュなのかもしれない。

 エピローグに向けて想像通りの展開に進んでいくが、観客にとって願望通りに進む事、それこそ新海誠監督の思惑なのだろう。やや長く感じるエピローグのエピソードもスパッと終わるエンドカットで清々しく思える。泣けるまでに至らなかったが、これだけ心を動かされたのだから満足度は高い。今の若い学生さんたちにはこの作品を観て刺激され、自らの青春を謳歌するような人生を歩んで欲しい、とオジサンは思う(苦笑)。

161129

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