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2016/08/28

「アントマン」を観る

 WOWOWで録ってあった「アントマン」を観た。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」鑑賞時点で本作を観ていなかったが、その伏線共々楽しむ事ができた。マーベル=ディズニー製作の中で最もファミリー向きな作品でもある。

 刑務所帰りのスコットは、離婚した妻の間に愛娘が居るものの自由に会う事ができない。かつての仲間ルイスに転がり込んだスコットだが、定職もままならなかった。そんな中、ルイスの計画した盗みに参加。だが金庫の中にあったのは謎のスーツだった。それこそピム博士の仕掛けた罠、義賊であるスコットを試したのだった、真意を知ったスコットはピムの計画に乗る事になる。

 冒頭“最もファミリー向き”と称した通り、本作ではスコットと愛娘キャシー、ピムとその娘ホープ、二つの親子の再生が描かれる。前者は子供向けにシンプル、ただ父親目線で観た場合、後者である年の経た親子の姿の方が興味深い。二人の間の誤解が解けた瞬間、同じ目標に向かっていく。それを助けるのがスコット=アントマンだ。

「シビル・ウォー」だけを観るとアントマンの能力を単純に感じていたが、単体の本作は軍団のリーダーとしての強みも発揮。イエロージャケットにはない、その能力も大きな見どころになっている。最終決戦、彼が名付けたアントニーと共に立ち向かっていく姿、その末路に泣けてくる。

 「ミクロの決死圏」やその現代版「インナースペース」等、小さな世界を描いた作品はあるが、本作にVFXの大きな進歩を感じずにいられない。ひと昔ならB級作品になってしまうところ、最上級の映像スペクタクルが繰り広げられる。加えて他のマーベル作品同様にテンポがいい。本作はマーベルの世界観、懐の深さ、そして驚き、楽しさに溢れた作品、シリーズ化も楽しみだ。

160828

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