「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!」国内版DVDを買う
先日、盟友N氏から「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!」の国内版DVDが出ている情報を得た。ブルーレイでもないのに4,000円強と高額で手が出ないと言っていた。それならばと我が小遣いをかき集め「見る前に跳べ」の精神でついに買ってしまった。"ちゃんと見て"からにすれば良いのに…
この作品の好きぶりは何度かブログでも書いたが、すでに米版は持っている。
「I, the jury」(探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!)米版DVD日本最速?レビュー
このブログへのアクセスもこのレビューが結構多いので、その使命感から国内版DVDを購入した事を付け加えておく。
今回のDVDは、ワーナーから復刻シネマライブラリーと銘打った中の一品。当時の映画ポスターを思わせるジャケットは最高。だが、中身のクオリティーは最低だった。米版DVDがビスタ収録(ひと昔でいうところのスクイーズ収録)だったのに比べ、何とレターボックス収録(4:3サイズ)ときた。ジャケットに書かれた仕様を見ず、いきなり両端にマスクが入った瞬間、絶句した。やむを得ずテレビのズーム機能で観る。
字幕のある気軽さの反面、画質の悪さが気になる。写真では判り難いが、まさにVHS画質、80年代のレンタルビデオ画質だった。良く言えば、それが何とも懐かしく思えるだろうが、如何せん4,000円超の代物と思うと泣けてくる。内外でのリリース先(FOX=>ワーナー)の違いが仕様に出たのだろうか。ワーナーが”復刻シネマライブラリー”というなら、ここは妥協して欲しくなかった。ちなみにチャプター、予告編、当然日本語吹替無しの"無い無い尽くし"仕様。
結論、画質をとるなら圧倒的、絶対に米版DVD。画質がダメでも字幕付きなら…という方なら国内版DVDでもいいだろう。ただこれならスタンダード画質のCS放送でやってくれたら、その方が絶対マシと思う。ブルーレイでライブラリーにできるから。地上波、テレ東の午後のロードショーでもいいよ。堀勝之祐さんの吹替も好きだから。でも無理だろうなぁ(苦笑)。
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