息子と「スター・ウォーズEP1-6」を観る
息子とブルーレイ版「スター・ウォーズEP1-6」を日本語吹替で観た。鑑賞は公開順にEP4-6、EP1-3の順番で観ていった。映画「妖怪ウォッチ」が1時間半。比較して「スター・ウォーズ」は2時間以上と長尺。果たして我慢して観ていられるか。約30年の歴史を「スター・ウォーズ展」を挟み、一気に観ていく。何ともいい時代になった。
最後まで観て判ったのは、息子にとって「スター・ウォーズ」はSFチャンバラ劇だったという事。まず食いついたのはライトセーバーだ。実は昨年のクリスマスにヴィレッジヴァンガードで買ったライトセーバーをプレゼントしていた。2本セットで1,600円位だったと思う。柄がプラスチッキーだが、動作音とLEDで本格派。欠点はコロコロ色が変わる事位。息子はEP4を観て以降、セーバーを振りまくっていた。
そしてドロイド。出てきたドロイドの名前を挙げていく。R2-D2、C-3PO、R5-D4…まるでモビルスーツを覚えまくったガンダムと同じ道程。登場キャラも同じ。ルークにハン・ソロ、チューバッカ、ダース・ベイダー、ボバ・フェット。特にストーム・トルーパーがお気に入り。今ではジャワ族までテリトリーに入れている。ルーカスの構築した多彩な世界観と共に魅了されたようだ。今回改めて6作を見通すと、物語のシンプルさに反し広大な世界観とその情報量の多さに驚かされた。
個人的にはベイダーがルークに「お前の父」と明かすシーンは最初の大きな山場だったのだが、息子にはそうでも無かった。その理由は「妖怪ウォッチ」である。劇中劇でパロディーにされ、物語初見のインパクトは失せていた。そこでラークとミスター・エポックマンの説明をされて納得。「妖怪ウォッチ」の貪欲なパクリ、いやパロディーの功罪はこうした親子の楽しみを侵食しているのだ。
とはいえ、「妖怪ウォッチ」一色だった息子に「スター・ウォーズ」が逆侵食している事実はある。30年後、コンテンツとして生き残っているのは...やっぱ「スター・ウォーズ」だろうなぁ。ただ「フォースの覚醒」以降の流れに掛かっているのは言うまでもない。今は不安半分が本音だが、今後に期待したい。
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