« 「Kindle paperwhite」を使う | トップページ | フレッチャーの声は誰?!WOWOWの「セッション」[吹替版]で観る »

2016/02/19

「オデッセイ」を観る

 今日は仕事帰りにリドリー・スコット監督作品「オデッセイ」を観てきた。「エイリアン」「プロメテウス」と宇宙での恐怖を描いてきたスコット監督が、マット・デイモン主演、火星に一人残された宇宙飛行士のサバイバルを描く。

 マーク・ワトニーはNASAの火星ミッション、アレス3に彼を含む6人が参加していた。ところが彼らは火星の大砂塵に見舞われ、退去を余儀無くされる。MAVと呼ばれる脱出ポッドに乗り込もうとするが、マークは設備の破損に巻き込まれて行方不明。船長のメリッサは苦渋の決断に火星を後にする。だが砂に埋まりつつ負傷するもマークはまだ生きていた。

 火星でのサバイバルという空想、SF範疇の作品であるが、”サバイバル”の部分はできるだけ嘘を付かないようリアリティーを持って丁寧に作られている。そこが自分を含め理数系の人々の琴線に触れるのだ。実話「アポロ13」以来、NASAの行う地上シミュレートも健在。そこがしっかりしているから多少の理論の飛躍、非科学的な点は勢いでカモフラージュされる。ただ化学反応や触媒等の知識に無縁、文系の人々にはちと辛い話かもしれない。

 この作品の難点は141分という長い上映時間。10分でも短ければ印象は変わるだろう。 あともう一つ「オデッセイ」という如何にもな邦題はいただけない。イメージが違う。原題「The Martian」(火星人)だからこその明るさ、ユーモアなんだけど。

 個人的には冒頭で腹部を負傷した主人公が、治具を使って異物を取り出すシーンが何気に「エイリアン」のパロディに見えたりして。サバイバルを回顧した時のセリフも同様。ただ絶望的な「エイリアン」よりも常に前向きでそこがこの作品の興味深いところなのである。

160219


|

« 「Kindle paperwhite」を使う | トップページ | フレッチャーの声は誰?!WOWOWの「セッション」[吹替版]で観る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58265/63236600

この記事へのトラックバック一覧です: 「オデッセイ」を観る:

« 「Kindle paperwhite」を使う | トップページ | フレッチャーの声は誰?!WOWOWの「セッション」[吹替版]で観る »