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2015/12/30

2015年総決算「映画篇」

 今年劇場で観た映画は17本。ただ「スター・ウォーズ」「007」「ターミネーター」等のシリーズものが半分を占めるという事は、動員を見込める作品ばかりだったという事。マーチャンダイジングが徹底された今、大外れに当たる事は少ない。ただ期待に応えた作品もあれば、まぁまぁ位の作品もあった。ただ観てよかったと思える作品はシリーズもの以外も多かった。

劇場鑑賞作ベスト10
1位「セッション」
2位「ナイトクローラー」
3位「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
4位「アメリカン・スナイパー」
5位「6才のボクが、大人になるまで。」
6位「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」
7位「キングスマン」
8位「クリード チャンプを継ぐ男」
9位「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
10位「ターミネーター:新起動/ジェニシス」

 今年図抜けた出来だったのは「セッション」だ。劇場の密室感と相まって終始猛烈な緊張感が漂う。J.K.シモンズとマイルズ・テラーの鬼気迫る演技。次々に起こる出来事、その葛藤がラスト10分に結実する。サントラ共々今も虜にする作品だ。

 「ナイトクローラー」は「セッション」の双璧といっていいアクの強い作品。反面教師的な内容だが、これが現実にも思える毒っぷりが魅力。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は他のアクション映画が霞む程に魅せスピード感溢れる。アクションだけなら今年No.1。

 「アメリカン・スナイパー」の持つ戦場の臨場感、緊張感は日常と落差、狂気を伝える。イーストウッドの目線が秀逸。「6才のボクが、大人になるまで。」の描く時間の流れが心地いい。そして少年と家族の成長に、長尺ながら観ている時間も忘れる。

 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は肩の力を抜いた感じの作りが好感。料理の手際の良さ、描写に思わずお腹が空いてくる。「キングスマン」はマシュー・ヴォーン印の世界観、キレッキレのアクション、ポップなスパイがかっこいい。

 「クリード チャンプを継ぐ男」は本家「ロッキー」のDNAを継ぎ、パンチの生むリズムに引き込まれる。「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」はアクションの王道に見せ所をよく知っている一品。「ターミネーター:新起動/ジェニシス」はリブートらしい新旧対決が最大の見所で凄かった。

 劇場鑑賞作以外では日本映画専門チャンネルで放送された「本日ただいま誕生」が印象的だった。主演植木等さん入魂、製作と公開に難航した未ソフト化の作品。今年戦後75年に我々が未体験の戦争の生む何たるかを訴える。

 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は元祖イベントムービーらしい派手さ、映像のオマージュは感じられたものの、ルーカスらしさが抜けた感は否めない。ただ肩透かし感でいけば「007 スペクター」のほうが上。挑戦的だった「カジノロワイヤル」の良さは潜め、王道と言いつつ、後半に至っては拍子抜けする内容。今年観た中のワーストはこの作品だろう。

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