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2015/12/29

2015年総決算「競馬篇」

 今年の競馬を題するなら、喪失と再生だろう。まるで「エヴァ」のようだが、特にジョッキー界ではそんな一年だったように思う。後藤の死、藤田の引退、福永の落馬事故。これまでどんなにシステムが変わろうと彼らは代えられない存在であり、個性派としてレースを紡いできた。もう後藤と藤田はターフヘ帰ってこない。特に後藤は騎手という仕事の難しさを伝える。同様に福永の復帰が待たれるが、焦りや葛藤、今の心中を察する。

 一方でデムーロ、ルメールのJRA騎手免許取得は大激震となった。デムーロのGIでの暴れっぷり、ルメールの堅実さは通年となる来年以降、大躍進は必至。ただ彼らの場合、ファンの感覚としてこれまでの実績と貢献もあり、日本人と同義ではある。今後ここまで日本競馬、文化に精通する外国人ジョッキーの追随はしばらくないだろうが、日本人ジョッキーの勝ち星を侵食していくだろう。

 若手の中で注目しているのが、2年目の石川裕紀人君だ。もう君付けすら恥ずかしいが、我が年の差を考えればそんなところ。しかし実績は2015年シーズン終了時、全国27位と立派。有馬記念に初騎乗し、今最も注目される若手ジョッキーだ。9月の中山遠征、そして年末に掛けて随分と馬券に貢献してもらった。目は外国人やベテランに行きがちだが、今後を見据え、若手の台頭にも注意したい。

 競走馬ではディープ、キンカメ、スクリーンヒーロー産駒が活躍。ただ高額繁殖馬ばかりが相手のディープ産駒はさておき、確変に入ると止まらないキンカメ産駒が凄い。今年はタマモクロス級に上り詰めたラブリーデイ。中でも底知れないダービー馬ドゥラメンテのリタイアは来年への復活が期待される。スクリーンヒーロー産駒はマイル完全制覇のモーリス、GP馬ゴールドアクターと名優が揃う。ゴールドシップがターフを去り、個性あるスターホースの登場を待ちたい。

 馬券的には年末に向かって尻上がりに当たりは増えた。ただ今年前半から夏までの停滞期の逆転には至らず。ただ光明は見えている。馬券スタイルも固まり、あとは実践のみ。来年の競馬が楽しみだ。

141229


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