「MOZU Season2 ~幻の翼~」を観る
Season1の後、WOWOWで録りっぱなしになっていた「MOZU Season2 ~幻の翼~」をまとめて観た。思い出せばSeason1テレビオンエアーの頃、十二指腸潰瘍で入院。放送を見れず出鼻を挫かれた。Season1直後間もなくWOWOWでSeason2となったが、何となく見逃していた。そこで映画版「MOZU」の公開を前に一気見してみた。
グラークアルファ作戦、妻千尋の死の真相を追う倉木。そんな中、グルジブ共和国出身イワン・タイラーと名のロシアスパイに行き着く。接触を図るため、グルジブに詳しいジャーナリスト名波を利用する。だが名波は倉木の知らない秘密を持っていた。イワン・タイラーとは?最後に倉木の知る事実とは?
TBSからスタート、全11話だったSeason1と異なり、Season2を先行したWOWOWの放送スタイル通りの全5話。相変わらず物語、映像共にクオリティが高く、テレビドラマながら最後まで気が抜けない。Season1同様、裏に控える巨大な陰謀が物語にスケール感を醸す。そしてSeason1の空港ロケに負けない、終幕の舞台が控えていた。
シリアスに進む展開に、箸休め的な大杉と鳴宮のやり取りは相変わらず可笑しい。鳴宮と倉木の対面も見どころ。強いて欠点があるならば中神級のキャラがいない事だ。ただそんな事も長谷川博巳演じる東のキレッキレぷりで帳消しになる。「クラッキ〜」と呼び、ヘリで消え去る姿につい笑ってしまった。これぞMOZUワールドと言えるだろう。
海外に負けないテレビシリーズという点で「MOZU」はエポックメーキング的な存在と言える。さてSeason1、2を通して明かされていない謎。それが劇場版で明かされるのだろう。ネタバレしない早い時期に観に行きたい。
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