久しぶりに中山競馬場へ行く
久しぶりに中山競馬場で競馬観戦をして来た。マヤノトップガンが勝った有馬記念以来だから20年ぶりだ。会社の同僚二人と電車を乗り換えて向かう。最寄りの船橋法典駅に着いたのは午前11時過ぎ。長い通路を経てスタンド前に出た。4コーナーに向かって歩くと懐かしい姿が見える。府中と比べればかなり小さいが、中央場所らしい歴史と貫禄がある。
着いて早々、第4レースから始める。この時期の3歳未勝利戦は後がない馬たちの戦いだ。芝実績馬もダートでの活路を見出そうと狙ってくる馬がいる。指数派には辛い局面だ。勝ち馬はそんな馬でダメ。続く2歳新馬2レースも指数無しの戦いに、パドックのファーストインプレッションと調教データで狙ってみるが当たりも掠りもしなかった。
第7レースの3歳未勝利戦は当初一番人気のヒアカムズザサンから買う予定だった。しかし如何せん、前走で大きく増えた馬体重は減る事がなかった。そこで狙いを3番人気、近走好走馬のコンチャフラメンカに切り替えた。相手は総流し、指数下位の馬は押さえ程度に購入。レースは番手につけたコンチャフラメンカが直線で伸び1着。直線は「内田!」「そのまま!」の連呼。2着に人気薄ながら指数で狙っていたアドラビリティが入って万馬券。おかげで今日の黒字はほぼ確定した。
第8レースは圧倒的一番人気のエッケザックスの抜けは考えにくく、高配当を狙いロジテーストとの2頭軸で3連複総流しを購入。上位2頭は目論見通りであったが、3着が4番人気馬だったためにトリガミに終わる。続く第9、第10レースは第7レースの夢再びを狙うが、そうはうまく運ばない。大幅馬体増を嫌って軸から外した、第9レースの2着馬マリーズケイにはしてやられた。確率論でいえば一種の事故と考えるべきだろう。
メインのレインボーSはどの馬からでも入れる、少頭数ながら難解なレースとなった。指数的にはドングリの背比べ。ただ極端なスローにならずとも差しが利くイメージができていた。そこで若手注目株の石川裕紀人騎手騎乗の2番人気ライズトゥフェイムを本命に馬連で総流し。そして予想通りにライズトゥフェイムが勝ち、上位2頭が2、3番人気ながら馬連2,800円といい馬券になった。2度の中山競馬場生観戦は20年がかりながら黒字収支の2連勝となった。
久しぶりの中山に食も楽しんだ。中でも同僚の薦めた地下のラーメン屋がいい。ワンタンチャーシュー麺は、今時のこってりではなく中華そば的なアプローチで懐しく美味かった。そしてハイボールを飲んで打つ。オッサンの博打で名ばかりのシルバーウィークは始まったのだった。
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