「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を観る
今朝はWOWOWで録画してあった「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を観た。ご存知、チーム「アベンジャーズ」、マーベル・シネマティック・ユニバースの一作。「キャプテン・アメリカ」シリーズの第2作となる。第二次大戦中が話の中心となった前作と異なり、本作は現代からスタート。だがいくつかの伏線は前作に繋がるため要注意だ。
洋上にあるシールド(S.H.I.E.L.D.)の船舶がシージャックされた。キャプテン・アメリカら対策チームが救出に向かう。そんな中ブラック・ウィドウは単独行動である情報を入手していた。作戦後間もなく、フューリーは襲撃されてしまう。手元にはその情報の入ったメモリが、そして目の前に謎の殺し屋が現れた。
「アベンジャーズ」NY襲撃から2年。レトロ感漂う前作と異なり、冒頭からアクション、映像共々キレが良くスピーディーだ。キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ(アクションだけでなく艶っぽく)、それぞれに見どころがあり、二人の連携もいい。加えて新キャラのファルコンが登場、空中戦を演出する。話の中核は前作登場した秘密結社ヒドラとの戦いとなる。そしてウィンター・ソルジャーとは?キャプテンは意外な事実を知らされる。
本作では大御所ロバート・レッドフォードが登場。何となく判ってしまったものの、その末路は往年の輝きを知るだけに悲しい。ただネームバリュー、オーラ共に十分な配役だと思う。かつてこの手のヒーローものの敵役はB級感プンプンだったが、本作にはそれがない。なお個人的にエージェントを演じたエミリー・ヴァンキャンプは赤丸チェック、今後に要注意だ。
この作品を観ると、キャラの立ちがボケてしまう「アベンジャーズ」の弱点が見える。あまりのボケぶりで額の”A”とコスチュームに失笑。ただ反面、今回は単独作だからこそ、本作のキャプテン・アメリカはメチャカッコいいし、話も良くできている。「アベンジャーズ」より、「キャプテン・アメリカ」次作のほうが楽しみになった。
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