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2014/12/26

「フューリー」を観る

 今日は(形式上の)仕事納め。仕事帰りにブラッド・ピット主演の「フューリー」を観てきた。これまでシネマサンシャインの予告上映でブラピ自ら登場、宣伝していた作品。第二次大戦末期、「フューリー」と名付けたシャーマン戦車を駆る5人とドイツ軍との戦いを描く。子どもの頃、タミヤの戦車プラモを作ったものだが、そんなディオラマの世界観に戦場のリアルさが重なる。

 コリアー軍曹の下に配属された入隊8週間の新兵ノーマン。彼らの駆る「フューリー」はドイツ本土を進行、街の制圧を進めていた。次なる作戦の中、ドイツ最強のティーガー戦車との対決を迎える事になるのだが...本作の主役は戦車であり、同時に5人の群像劇である。そして「理想は平和だが、歴史は残酷だ」というコリアーのセリフの通り、新兵ノーマンを次々と戦場の現実が狂わせていく。

 4人を率いるコリアーにしろ、他の隊員共々、戦場でのおかしなバランスの中に生きる。彼らが時々口にする聖書の文言。まるで正気を取り戻そうとするようだ。だが新兵ノーマンでさえ戦場の狂気、一瞬の安らぎが空爆で壊された瞬間、嫌だった銃を手に取る。そんな一人の戦士の成長と同時に5人の結束は強くなっていく。さすがの貫禄、リーダー格のブラピだけでなく、スポットの当たった5人それぞれが個性的で思わず感情移入してしまう。

 見どころは「フューリー」とティーガー戦車の攻防だろう。戦車の鋭くも重い音と動き、1台のティーガーに次々とシャーマンが仕留められていく。1対1の勝負となった時、思わず力が入る。そしてもう一つの見どころ、ただここでは書けない。その姿に思わず戦国自衛隊での61式戦車を思い出した。「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフもまるで別人のような風貌で個性を放つ。本作のメッセージはシンプルなようで複雑だが、何か考えさせられる戦争映画だ。

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