新型ダイハツコペンに乗る
今日は奥さんのタントが点検日。そこでディーラーに頼み、気になっていた新型ダイハツコペンを試乗させてもらった。車でディーラーへ向かうと、渋く輝くオレンジ色(トニコオレンジメタリック)、オープン状態のコペンが準備されていた。んんーっカッコいい。最高の晴天の下、さっそく乗せてもらう。
キーレスエントリー、スタートボタンを押してみる。エンジンは掛からない。
「ブレーキを踏んで下さい」
そしてボタンを押して間もなくエンジンが始動。
「10分か15分程度で戻ってきて下さい」
登り道まで持ってきたかったが、それは無理そう。とりあえずディーラー前のバイパスを往復してみる事にした。
まず乗って気になったのはAピラー、フロントガラス横側のフレームが太めな事。ボディが小さい上にオープン時の剛性を確保するためだと思うが、視界は遮られる。ただオープン状態なので慣れれば運転に支障は無い。
乗ったコペンのミッションはオートマ。アクティブシフト機能付のため、任意のギアに入れる事もできる。そしてアクセルを吹かすとエンジンからいい音が聴こえてきた。普段はエコ運転だが、今回は意識してエンジンを回してみる。アクセルワークに反応してコペンはキビキビと走ってくれた。シートも体の納まりがよく、目線が低くスピード感は申し分ない。そして車線変更、ハンドルを切った時に感じる剛性感はさすがスポーツカー。オープン状態の開放感、エンジン音と相まって車との一体感が楽しめる。本当に楽しい。
往復の帰り道は意識的にアクティブシフトを使う。最高6速、自分の意思でシフトアップ、ダウンを楽しむ。ディスプレイに頼らず、エンジン音と感覚で段数を把握してみる。ただそんな使い方ではマニュアルシフトに比べ、スムースさに欠け直感的と言えない。やはり個人的には昔気質、マニュアルのほうが向いているのかもしれない。そんな感想を持ちつつ、車と共にディーラーへ帰ってきた。
着くとディーラーの女性に頼み、クローズ状態にしてもらう。幌でないため耐久性に富み、ワンタッチで終了。動きは30秒に満たない。なおディーラー内にマニュアル車、クローズ状態のコペンがあった。シートに座り新車情報風に頭上高を測ってみるとコブシ一個分とかなり低い。振り返ってみるとやっぱりコペンは趣味の車という印象が強い事に気付く。
間もなくタントの点検が終わり、ディーラーの女性から「3台目にどうですか?」と言われたが、さすがにそれは身の丈に合う話ではない。個人的にコペンのヘッドライトは切れ目より丸目。ただ来春にオプション外装が用意されるとの事。あとは車の大きさ。もうひと回り大きければと思う。ただ今回のコペンの試乗はスポーツカーの楽しさを再発見させてくれた体験となった。やっぱ最後の車はスポーツカーにしたい...
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