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2014/09/14

「グランド・イリュージョン」を観る

 今朝は昨晩WOWOWで録ってあった「グランド・イリュージョン」を観た。ジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソンらがメイン・キャストでややB級感漂う感じがするが、曲者マイケル・ケインにモーガン・フリーマンと助演は豪華。これだけでひとクセありそうな気がしてくる。原題の「NOW YOU SEE ME」は「見えますね?」というマジシャンのセリフ。実にマジックを扱った作品らしく、観る側は物語を追いつつ頭を使い、「ミス・ディレクション」に振り回される始末だ。

 物語はある指示で集まった4人の路上マジシャンが、フォーホースメンとして巨大な3つのイリュージョンを仕掛け人々の度肝を抜く姿が描かれる。その裏に大金強奪があり、FBI捜査官ディランらは彼らのシッポを掴むために奔走するのだが...インターポール、元マジシャンのサディアスが入り乱れ、4人の逃走劇を彩る。そして彼らの行動はシュライクというイリュージョニストの死と結びついていく。

 4人の繰り出すイリュージョンは映画らしくデビッド・カッパーフィールド(Magic inspired by….)監修でド派手に繰り広げられる。元々彼のマジックショーはビジュアルと驚きに溢れて映画的であった。だが本作は映画自体が大きな仕掛け、物語を通した一つの騙し、ある者の復讐劇となっている。終わってみればフォーホースメンでさえ狂言回しであり、観る側はまんまと騙される事に気付かされる。そしてその者の目的は達成されていく。ただ一つの狂いを除いては...

 こちらとしては終始物語、登場人物を勘繰って観ていたが、結局騙されてしまった。それ位、一つの大きなマジック、物語としてよく出来ている。中でもモーガン・フリーマンの立ち位置は重要だ。映画ファンにとって彼が出るだけで映画の重みは増す。B級作品でさえ、メジャー大作に見えてしまう映画界最高のイリュージョニストかもしれない。それだけに映画ファンにとってオススメの一作。本作は早くも続編の話があるが、次はどんなイリュージョンを魅せてくれるだろうか。

140914


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