「I, THE JURY」のSoundtrackが来たー!
念願、宿願と言っていい。30年の時を経て突然「I, THE JURY」(邦題「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!」)のSoundtrackが発売された。気がつけばGoogleで「I, THE JURY」「soundtrack」と検索し続けた努力(?)、執念が実を結んだのだろう。アメリカLa-La Land Recordsからのリリースで限定2,000枚。当然日本でのリリースは無い。10月2日修正:タワーレコードで買えるみたいです。そこで善は急げ!La-La Land Recordsの直販サイトからの購入となった。9月25日に発注、10月1日の今日、海を越えて手元にやってきた。
このサントラは「ロッキー」でおなじみビル・コンティによるもの。実際のリリースは「ロッキー」シリーズと1983年オスカー作曲賞受賞の「ライトスタッフ」の狭間となる1982年。音は80年代の匂いプンプン。しかし音はさすがビル・コンティ。あの淀川長治氏が「日曜洋画劇場」の解説時に絶賛したスコア。キャッチーでメロディアス、それでいてシーンを想起させる楽曲の数々。これらは優れたサントラの条件を満たす。
オープニングに流れる「Main Title」もその一つ。ブローニングハイパワーを手に構えるマイク・ハマー。記憶に刷り込まれたそのワンカット、ワンカットが実にカッコいいのだが、このサントラを聴くとそれを想いだし、つい嬉しくて笑ってしまう。エロいシーンではサックスを効かせる14曲目Chopin Nocturne/Stairway to Surrogate。特に宿敵ロメロのアジトへ向かい、最終決戦に到る19曲目Concrete Chase Conclusionからエンドロールの24曲目までが怒涛。瞬間、銃弾まみれ、泥まみれのハマーが目の前に現れる。
願わくば本作のDVDなり(ブルーレイと贅沢は言えない)がリリースされればと思うが、たぶんそれは叶わないだろう。このサントラリリースこそが奇跡だからだ。そしてこのサントラを聴けるおかげで30年の間失った何か取り返した気がする。今は感動しかない。
「Main Title」 テロップはフランス語ですが、やっぱカッコいいです。
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コメント
Hi there, I log on to your blog like every week.
Your story-telling style is awesome, keep doing what you're doing!
投稿: tobaccoirrigation.com | 2022/04/12 04:18
Wow that was strange. I just wrote an very long comment but after I clicked submit my comment didn't appear.
Grrrr... well I'm not writing all that over again.
Anyway, just wanted to say wonderful blog!
投稿: Is Gear Vr Worth It In 2020? | 2022/04/13 22:18