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2013/09/15

WOWOWで「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」を観る

 昨夜、WOWOWで「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が放送されていたので、録画して観た。先月からWOWOWではテレビシリーズをハイビジョンリマスター版でその千秋楽が劇場版という訳だ。

 テレビシリーズから30年。放送当時、ポスト・ガンダムと言われた時代。中学の部活大会で近くのイトーヨーカドーのテレビ売り場で第1話「ブービー・トラップ」を鑑賞。オープニングテーマの最中、VF-1Jバルキリーのガウォークからバトロイドへの可変ぶりが鮮烈で未だ忘れられない。イマイ、アリイの2社展開によるプラモデル等、ジャストガンプラ世代にとっても新鮮だった。そんなメカニック設定もさることながら、SF設定、恋愛要素、音楽展開等、興味は尽きなかった。本作は翌々年に公開させたテレビシリーズの集大成である。もちろん公開当時、劇場で観た作品だ。

 この劇場版はテレビシリーズの設定を組み立て直し、必要とする要素を際立たせて作られている。宇宙からの侵略、異文化、歌、そして三角関係とこれらの要素は変わらない。唯一大きく変わったのは敵方ゼントラーディを男ゼントラーディと女メルトラーディの二つの勢力に分け、敵対させた事。これによってより文化、男と女というマクロスらしい設定が強化された。

 物語で最も盛り上がりを見せるのがラスト15分の最終決戦。ミンメイの歌う「 愛・おぼえていますか」に合わせ、呼応する者たちがボドルザーの乗る母艦を目指し総攻撃をかける。主人公一条輝のバルキリーが早瀬未沙のいる艦橋に向け突入の意思を示し、ミンメイの歌とのフラッシュバックでボドルザーを討つ。テレビシリーズの実質上の最終話「愛は流れる」が劇的にリメイクされた形。これだけでなくアクロバティックな映像"板野サーカス”に羽田健太郎の音楽「ドッグ・ファイト」が重なる冒頭の戦闘シーンと何もかもがグレードアップされている。

 テレビシリーズ以上に力が入っているのは作画だろう。テレビシリーズでは悲しいかな、放送隔週毎に作画レベルが良くなったり悪くなったり、当時中学生の目で見ても明らか。ただそれに負けなかったのは当時のマクロスの持つユニークさ、熱さ、そして原点の強みだと思う。この劇場版では作画の破綻はほとんどなく、独特の美樹本キャラが本当に際立っていた。影のようで実は真のヒロイン早瀬未沙の気持の脆さと美しさ、男は一見強くて脆い女性に弱い(と思う[苦笑])。最終決戦前、輝の部屋での三人の台詞のやり取りに映画館が沸いた事を思い出した。

 今回放送されたWOWOW版は他のBSデジタル放送時と比べ、特にクオリティーが上がった感じはしなかったが、テレビ版リマスターと合わせて是非ブルーレイに収めたい。ただ今回の録画は大事なところで一瞬ブロックノイズで乱れたため即消去し、次回の放送(10月初旬)で再録画となった。テレビシリーズも再度放送があるようなので、未録の方はあわせてラストチャンスかも。

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コメント

放送は、劇場版オリジナルでしたか?
それとも、修正版でしたか?
よろしくお願いいたします。

投稿: 匿名希望 | 2013/10/07 17:56

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