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2013/05/04

「ラストスタンド」を観る

 今夜は盟友N氏とアーノルド・シュワルツェネッガー主演復帰作「ラストスタンド」を観てきた。80、90年代のハリウッド、アクション映画には欠かせない存在。政界進出の空白の9年間を経て、今や彼も65才となった。しかしスクリーンに映し出された姿は圧倒的、特に変わりは無かった。

 今回、シュワルツェネッガー演じるレイは保安官。相手は麻薬王といかにも今風だが、その構図は「七人の侍」「用心棒」である。もちろんその翻訳版「荒野の...」もしかり。ただ麻薬王が駆るのがチューンナップしたコルベットZR1という現代最速の鉄馬。国境突破を狙う奴らに知恵と拳、そして西部劇らしく銃で迎え討つ。既視感に溢れる本作だが、むしろシンプルで痛快ではある。アラン・シルベストリの音楽も心地いい。ただ近作らしく銃撃描写は痛々しいが。

 シュワルツェネッガーのアクションは年相応。「ターミネーター」や「コマンドー」の頃のように肉体美をみせる事も無い。スクリーンに浮かび印象深いのは彼の表情、顔のシワだ。人間性溢れるその存在感は大スターのみが持ち合わせ、その趣きはアクションスター版のジョン・ウェインに思える。とはいってもシュワちゃんらしく大口径の銃をぶっ放す。

 タイトル通り、最後の砦の如く麻薬王に立ち塞がるシュワルツェネッガー。サシの勝負、拳の勝負だ。ちなみに「ラストスタンド」は背水の陣の意味を成す。主人公だけでなく、シュワ本人の事を言い表している気もする。作品的にはB級っぽさを残し、ひと昔前なら玄田哲章による吹き替えで「木曜洋画劇場」御用達の作品になりそう。とにかくシュワちゃん、「たいしたもんだ...」

130504


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