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2012/03/10

ミラ・イースに試乗する

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 妻のタントの車検ついでに、ダイハツのディーラーでミラ・イースの試乗してみた。第三のエコカーと謳うイースだが、ハイブリッドと何が違うのか、快適性等、短い試乗時間ながら感想を述べてみたい。

 試乗前、簡単な説明を受ける(グレードは確認するのを忘れた)。基本的にアイドリングストップに関わる事以外、普通のクルマと変わりない。出だし、アイドリングストップが掛かるのに多少の暖気が必要なのも、ハイブリッドや他のエコカーと同じ。走り出して数分後、アイドリングストップは作動した。

 アイドリングストップは任意で止める事も可能。また動作中、ホンダのようにエアコンを止めるような事はない。

 シートに座って驚くのはシンプルなインパネだ。コストの制約はあらゆる面から窺えるが、 その最たる部分である。 アナログメーターよりコスト安だろうが、もう少しデザイン上の工夫があってもいい。ただ妻はそのシンプル加減がお気に入りのようで、タントに付けて欲しいと言っていた。

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 平地のバイパス道、大人二人、子供一人を乗せ、加速は軽く申し分ない。 わざとアクセルを踏み込むとインパネの表示はグリーンから、ブルーへ変化。唸るというよりはスムーズ。この車のユーザーは一人乗り、街乗り、通勤需要がほとんどだと思うので、パワーに過不足あるまい。バイパス走行中、ロードノイズはタイヤ要因と思われる音質、耳障りさを感じる。ただ個人的にはラジオや音楽を聴いていれば無視できる。また回生ブレーキ中、バッテリーへチャージ。エコに関して無駄はない。

 20分ほどの試乗、燃費計の数字は16km/l弱。大抵のハイブリッド車がこのレベルなので、長く乗れば燃費はもう少し伸びそう。やはり暖房必須の冬場はエコカーにとって鬼門なのである。

 今、イースを選ぶ意味を考えると、価値観と割り切りあってのもの。イースの技術は他車種(マイナーチェンジ後のタント等)に詰まれており、グレードと内装等で満足できなければそちらへ乗り換える手もある気がする。特に最安グレード以外ならそれもアリだろう。しかし今、付加価値が求められる日本車に対し、ミラ・イースはエコ以外のアピールポイントに乏しい。第三のエコカーと謳うにはもうひと味、何かが欲しかった。

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