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2011/03/20

「英国王のスピーチ」を観る

 盟友N氏と「英国王のスピーチ」を観てきた。ご存知の通り、本作は今年の米国アカデミー賞作品賞を始めとして5部門を受賞している。コリン・ファースやジェフリー・ラッシュ、ヘレナ=ボナム・カーターと他作に出れば名脇役となる演者達の競演。英国王室とその歴史への興味、演技のぶつかり合いを期待し、この作品に臨んだ。ただ一つ、寝不足という不安をはらみながら。

 1925年、英国博覧会閉幕にあたり、行われた英国ヨーク公の演説で始まる。吃音症(きつおんしょう)に悩まされ、満足な演説ができずに終わってしまう。世は第二次世界大戦に踏み入れようとする中、父ジョージ5世の死、兄アルバートは王位を放棄。ヨーク公は英国王室に国民を束ねる重責が課せられていく。盟友ローグと共に病を克服する姿、物語はタイトル通り、クライマックスの演説に向かっていく。

 舞台劇にもなりそうなシチュエーション。コリン・ファースとジェフリー・ラッシュが演技の火花を散らす。まさにヨークとローグの対峙の再現だ。過去を明かすヨークに王室ゆえ、病の真因が潜む。一方アルバートの末路は現在の英国王室にも相通じ興味深い。しかし映画としてはあまりに地味で、寝不足と相まって途中何度か寝てしまっていた。ただこれは本作が悪いのではなく、体調を整えて鑑賞に臨まなかった自分のミスだ。WOWOWで放送される時に是非リベンジしたい。

 兄アルバートを演じたのはガイ・ピアース。本作で地味な助演ながら、前年のアカデミー賞作品賞の「ハート・ロッカー」でも同じような地味な助演で出演していた。この作品も「ハート・ロッカー」も最初は誰だっけと思ってしまう程、ピンと来なかった。華のある人ではないが出演作品は興味深い。一方でブレイクするきっかけとなった「LAコンフィデンシャル」ではラッセル・クロウと共に初々しい光を放っていた。この「LAコンフィデンシャル」は今も傑作だ。

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