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2011/03/28

「3年B組金八先生ファイナル」を観る

 定年を迎える金八先生のファイナルエピソードを観た。内容は抑えの利かない不良少年、対峙する金八と生徒たちと、第2シリーズを踏襲するような流れだが、立ち向かう金八の立場は当時と異なる。助けを求める如く、かつてのある教え子の元を訪ねる金八。その相手があの加藤優だった。しかし歓待するも金八の申し入れをつき返す。そいつの近くにはあなたがいるではないかと。

 金八シリーズは数あれど、内容は個人的に第1、第2シリーズが群を抜いていたと思う。中でも最高の生徒は加藤優だ。キャラクター、存在感、演技力、何をとっても非の打ち所はない。毎回、金八と加藤とのぶつかり合いに感動させられた。本当にフィクション、演技を超えていた。そんな加藤を演じた直江喜一さんがファイナルで登場。俳優を引退された事は知っていたが、恩師の有終を飾るべく出演されたのだろう。しかもその演技は変わりなく素晴らしかった。

 建設会社の社長という直江さんの実生活に近い役付けな上、当時のルックス、第2シリーズ当時の目の鋭さはそこにほとんど無いものの、説得力のある言葉(セリフ)は相変わらず魂と一体。今回のファイナルは金八がかつての教え子たちに助けられる中、原点回帰する姿が描かれていたが、今回の加藤優もその背中を押すのに十分な存在感。これを見られるだけで本当に良かったと思うシーンだった。先の別れの後、一人車の中で涙をこらえる加藤の姿がたまらない。

 正直、加藤とのエピソード以外のところは、シリーズの大団円的な挿入の繰り返しに終始。視聴者の懐かしさだけを誘うような作り、さらに最後は金八が卒業式に訪れたかつての生徒たちの名前を"呼んでいった"という。実はその出だしで就寝してしまった。翌朝、妻から三原じゅん子が出てたよと聞いたが、4時間の長丁場、確かに睡魔に勝てなかった...のもある。ただそれよりも金八シリーズは、学校を舞台にした理想、最強のファンタジーであり、あえてその最後の瞬間を観ないのもアリなのではないかと思ったのだ。

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