ブエナビスタの進む道
凱旋門賞を目指し、G2札幌記念に出走したブエナビスタが2着敗れた。勝ったヤマニンキングリーはローカルとはいえ、古馬重賞で連対を重ねてきた馬。休み明けに加え、マイナス20キロではあったが、内枠と積極的な位置取りで結果に結びつけた。一方、ブエナビスタは今までの最後方待機から、中段を進む位置取り。小回り札幌コースの形状からすれば、当然の騎乗。上がり35秒1も上々。だが勝ち馬とのクビ差は簡単に縮まるものではない。
シンボリルドルフ、ディープインパクトといった最強馬でさえ、古馬との緒戦で勝てるほど甘くはなかった。今回のケースと異なり、G1戦だった事、また臨戦過程等で違いはあれど、少なくとも古馬から斤量2キロの恩恵は受けており、そこに見えない壁があった事は否定できない。今回のブエナビスタ、斤量52キロを裸同然と取る意見もあったろうが、彼女にとってそれ以上に未知の要素は数多くあった。
きゅう舎サイドはそれを越えられると判断し、今回の出走に踏み切ったはず。ただ「負けてなお強し」の内容では満足せず、凱旋門賞断念となったようだ。今回の判断はしばらくの間、競馬ファンで賛否両論となるだろう。名を棄てて実を取る、次走は秋華賞との事。しかし凱旋門賞へ進む事も、パスして秋華賞へ行く事も、どちらもブエナビスタにとって高いハードルだ。
凱旋門賞は言うまでもなく古馬との世界最強馬決定戦。対して秋華賞のほうが圧倒的に容易く思える。しかし今回の敗戦は秋華賞への課題を露呈した。京都内回り、小回りコースへの適性、脚質の限界、また同世代が相手となれば、当然斤量の恩恵はない。最大のライバルはレッドディザイアだが、オークスのレースぶりをみれば、逆転は甘くない。きっと今回のブエナビスタを見て、レッドディザイア陣営も同じ事を感じ取ったのではないか。
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コメント
ブエナビスタ凱旋門賞断念のようですね
陣営の判断はわからないでもないですが
正直がっかりしました
松田調教師は最初からそんなに行く気なかったんじゃないかと
疑ってしまいます・・・
投稿: 野次馬で | 2009/08/24 13:47