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2008/08/28

オペルのある国

 現在スイス現地時間、28日午前6時。仕事でスイスに来てます。まずドイツ、フランクフルト経由でジュネーブ入り。今はスイスの都市ローザンヌで装置の出荷検査に立ち会っています。スイスのネット環境、ホテルではWi-FiでLANが可能ですが、クレジット決済で30分約500円と高額。もちろん長くなればそれなりに安くはなるのですが、仕方なく必要最低限の接続と確認に留めています。今回のブログもローザンヌのホテルからのもの。ネット世界に国境はあまり無いようです。

 さてヨーロッパ入りして嬉しかったのが、オペル車の多さ。圧巻は降り立ったフランクフルト国際空港。何処もかしこもオペルだらけ。ドイツだから当然なのですが、あまりの驚きに手も付かず、写真を収める事ができませんでした。しかしドイツから飛行機で一時間、ローザンヌでも我がアストラはいうまでもなく、新旧、日本未発売モデルのコルサ等々が走っており、その数、枚挙暇がありません。ちょっと大げさだけど、まるで石を投げればオペルに当たる勢いでした。

 ご存知の通り、オペルは昨年春に日本市場から撤退。輸入車ゆえのハンデに加え、日本GMの戦略の不味さが引き金となり、現在に至りました。ただ本場ヨーロッパでオペルを見ると、大衆車である事がはっきり判ります。傷が付こうが、痛もうが乗り続ける。車は道具、そんな考えも伝わってきます。ちなみにスイスでの仕事の初日、来たタクシーはグリーンのGアストラでした。これも嬉しかった。

 来月は最初の車検となる三年目。実は我がアストラを手放すつもりで悩んでいました。決め手は毎月右肩上がりのガソリン代。しかもハイオクです。したがって通勤には妻の軽、ダイハツタントで既に二ヶ月過ごしてきました。でもたまにアストラに乗ると、ドイツ車らしいステアの重さ、余裕のアクセルワークが堪らないのです。そんな中、妻の声も後押しして、とりあえずもう一年乗ってみようと思っています。さらにトドメは今回のスイス滞在。やっぱオペルのある国はいいね。

080827

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2008/08/20

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を観る

 今日は久々に妻と映画へ出掛けた。劇場公開開始に妻の出産が重なったため、正直間に合うかなぁと思っていたが、さすがは夏の大作。しっかりとロングランしてくれていた。ただ困った事に、劇場はポニョやポケモンの子供用の編成。しかも近場の映画館はレイトショーばかり。辛うじてできたばかりのシネプラザサントムーン、昼間の字幕版上映を見つけいざ鑑賞となった。

 大人のエンターテイメント、ポスト007を目指して作られた第一作「レイダース/失われたアーク」。元祖ローラーコースタームービー、第二作「魔宮の伝説」。そして元祖007、ショーンコネリーを迎えた「最後の聖戦」。時代を先駆けた夢のルーカス=スピルバーグのタッグ。それぞれの作品に思い入れはあるが、頭の中身を空っぽにして楽しめるシリーズだ。これまで四作目製作の噂は何度もあったが、まさか19年ぶりになって復活するとは、正直驚いた。

 物語は考古学とオカルトが題材となっているが、今回はそれを大きく推し進めたもの。ちょっとやり過ぎ感は否めないが、よく考えてみればスピルバーグ印。こんな展開があってもおかしくない。それに物語をとやかく言う作品でもない。またアクションは劇場向き、テレビサイズでは物足らないだろう。個人的にそのノリは「魔宮の伝説」的。インディ、マリオン、マットと人物構図も似ている。もちろんゲテモノ描写も健在。軍隊蟻襲撃のシーンを観た妻は「もう観たくない」と嘆く程だった。

 最近のハリソン・フォードに一時の勢いは無くなったが、本作では水を得た魚。ジャケットにあの帽子を被れば、ニヤッとジョーク、腕っぷしの強いインディがそこに居る。シリーズでの登場人物はマリオン位しか登場しない。父ヘンリー、故デンホルム・エリオットのマーカスが違った形で登場するが、嬉しくもある反面、少々悲しい。初登場のマットは謎を含んでいるが、インディとは何となくそうなんだろうなぁと感じる、実際そういう関係でしたけど。

 この作品を観た後、家族、大団円とその方向性は「リーサルウェポン」の四作目とダブる気がした。いずれにせよ今度こそ本当に終わりなんだなぁと。

080820

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2008/08/09

「ダークナイト」を観る

 盟友N氏と共に新生バットマンの二作目、「ダークナイト」を観てきた。前作は劇場でも観たが、先週のうちにDVDで復習は済ませている。リアル路線の強いクリストファー・ノーランによるバットマンだが、この「ダークナイト」はより色濃く、しかも迫力に満ちた一作。キャスト、スタッフ共に全てを出し尽くしたかのような二時間半。その世界感、物語、画面に釘付けとなった。

 本作は好敵手ジョーカーの登場、善と悪の対極が見どころだが、バートン版バットマンの一作目とは全く趣向が違う。圧巻のジョーカーも、ニコルソンのような漫画的なジョーカーではない。その狂気は中盤から緻密にバットマンたちを追い詰める。対極の敵、善の遂行と限界に悩むブルース・ウェイン=バットマン。バットマンからジョーカーへの主客逆転の瞬間、その存在感が凄い。その瞬間、ヒース・レジャーはニコルソンを凌駕したといえるだろう。今風に言えば、その姿ハンパない。

 レイティングを踏まえ、残酷な描写は避けられているが、内容を理解するには明らかに大人向きだろう。もちろんハリウッド大作の持ち味、エンターテイメント性も兼ね備え、アクション、カーチェイスは手に汗握る。ハンス・ジマーとジェイムス・ニュートン・ハワードの音楽は、前作を含めて主旋律を統一した曲を配し、派手なテーマ曲を脱却しつつ、物語の一貫性を高めていた。

 ストーリーも緻密だ。バットマンにゴールドマン警部補、検事ハービー・デント、幼なじみのレイチェルの運命が絡まっていく。トゥーフェイスの必然性、ジョーカーが描くシナリオは本当にハンパない。そしてこの作品を構築したクリストファー・ノーランに驚かされる。前作ではバートン版バットマン、箱庭世界からの脱皮に戸惑ったが、ゴッサムシティは世界の一部、むしろハードなストーリーに現実感を備える。街を走り抜けるバットポッドに違和感はない。善と悪、狂気を凌駕するもの、その答えの一つがこの作品にある。バットマンの行き着く先、壁を乗り越え、闇の騎士は街を見守り続けていく。

080809

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