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2007/10/27

NOVAでクタバル

 ついにX-dayが訪れた。猿社長が緊急役員会を開こうとした日の未明、その主(あるじ)不在の欠席裁判が行われた。社長解任のクーデター、会社更生法の申請と英会話学校NOVAは起死回生、最後の一手に出た...と普通、外野ならニュースを右手に受け流すところだが、今回は被害者。ボク自身、公称40万人と言われている受講生の一人なのである。実は社長が26日に役員会を開くとした時点、何かが起こると思っていた。その経緯は以前この場で述べた通りだ。

 NOVAの誇大広告ぶりは入学してみると良く解った。好きな時間のレッスン予約は取り難かった。そもそも講師の数が決まっているのに、受講生の希望通りに全てレッスンを組みようが無い。もちろんそれら全てを受け入れれば、労働基準監督署の監査の対象となろう。ただ実際それ以外にも抵触する点が多くあったのも事実。ゆえに講師、受講生両者に不満が山積していくのは必然。講師は教師ではなく、自らをInstractorと称していたのを思い出す。

 ただそれでも通い続けたのは、単にポイント行使だけが目的ではなかった。もちろん今の事態は今年六月経済産業省の処分によって決定付けられた。ただそれよりも、受講期間はしっかりレッスンを受けようという気持が強くなっていたからだ。それは通っていた場所(ブランチっていうんだな、この事件で初めて知った)の講師の真摯な姿勢も感じたし、レッスンが楽しかったゆえ。業務悪化以後、X-dayを感じつつ、通い続けた受講生の大半は同じ気持だったろう。ただ講師やスタッフたち最前線の努力は報われず、現在に至っている。

 願わくば休校前の受講体制復活を希望したいが、現実は厳しい。しかも40万円近いローンが残っている。法令下の支払停止、抗弁権の行使も可能だし、冷静にNOVA一ヵ月後の破産も想定した行動が必要。いまだ雲隠れしている猿前社長、40万人の受講者を見殺し、NOVAを徹底指導ができなかった経産省の罪も大きい。甘利経産大臣の他人事な会見を不快に感じながら、NOVAよりもボクのほうがくたばりそうだ。

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