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2007/08/19

競馬ファンの失われた週末

 遅れて来た夏休みがやっと始まったと思いきや、中央競馬が夏休み。いや馬インフルエンザによる開催中止が発表されたのだ。週末はPATに向かうどころか、その動向に目が行くばかり。今も再開の見通しは立っていない。しかも発症した馬の数は増える傾向にあり、JRAも現状把握に躍起である。だが一方で馬主やきゅう舎関係からは、開催をひっくり返した今週のドタバタ、JRAの行なった対応への不満が多く出ている。

 馬インフルエンザは中央競馬だけでなく、交流レースの増えた地方競馬へも飛び火。集客を見込める夏休みに大きな打撃。それだけでなく中央、地方を問わず、競馬ビジネスに携わる全ての人たちに大打撃を与えている。そして海外を狙うメイショウサムソンをも巻き込み、遠征に関する情報が錯綜(さくそう)。陰性反応、凱旋門賞出否白紙が、一転して今日の午後には出走を発表された。だが出否を決める最後まで、楽観できない日々が続くのは変わらない。

 今はこの事態が収束する事を祈らずにはいられない。じっくり時間を掛けてもいい、むしろ見切り発車に勇み足で歩を進め、事態を悪くしないで欲しい。秋のGIシリーズを前に、目の色を変えたい気持も抑えるべき。日本は世界の競馬、パートI国になったのだから、立場を考え自制すべき時である。東方の一国だけの問題ではない。浅はかな判断は、昨秋のディープ失格の原因を思い出させる。今もJRA、所轄官庁の農林水産省の危機管理を問われる事態は続く。

 実は最も深刻なのは全国の競馬依存症の方々、いや競馬ファン。週末を餌に日々を過ごす者にとって週末を失う事は、月曜からの活力を失う事に匹敵する。まさに『失われた週末』。いまや『たしなむ』程度になったボクには無縁だが、多くの競馬ファンには禁断症状が続くだろう。だからといって他のギャンブルに手を出せば、返り討ちする姿が待っている。今は黙って、再び優駿たちが無事ターフを駆ける姿を待とうではないか。

070819

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