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2007/02/25

ソニーBRAVIA KDL-32V2500を買う(1)

 先週の日曜、近所の家電量販店でソニーのブラビアを買ってきた。当初フルハイビジョンを目論み、40インチ以上を狙っていたが、期せずしてカミさんの使っていたパナソニックの21インチが故障(98年製、画質調整機能の無いというレア物)。しかし生活基盤を整える最中に無分不相応の出費は痛い。そこで部屋とのバランスを考え、32インチに落ち着いた。もちろん21インチ(4:3)に比べるまでも無く大きく、設置にわずか20分で大きなテレビジョンへ置き換わっていた。それまで暗かった画面から、ブラビアの鮮烈な色と光が眩しい。

 ソニーのブラビア、液晶モデル(投射型を除く)は普及モデルのS、中堅のV、上級のXがあるが、32インチ以下はSとVのみ。その所以はXが1080iフルハイビジョン対応ゆえの事。シャープが40インチ未満でフルハイビジョン対応を出してきたが、まだまだ高額なのも事実。そして全体的に液晶モデルの画質向上は動画の応答性へと向かっている。ただ液晶普及の過渡期にあって、今後様々な試行がなされていくのだろう。正月の量販店、全てのモニターで天皇杯サッカー中継が放送される中、画質比較で至った結論がVシリーズだった。

 現在、ソニーの液晶パネルはソニー出資、サムスン電子との合弁会社による製品。トリニトロンで育ったソニーファンには気を落とした人も少なくないだろう。だがソニーの画作りは継承されており、それが今回もソニーを選んだ理由の一つである。挙げるなら赤の眩しさ、それが長年慣れ親しんだ色の好みであり、それが実現できるのはやっぱソニーという結論。画質の追い込みは今後の調整次第ではあるが、外観の渋くシンプルなデザインと相まってとても気に入っている。映像の応答性、もっさり感は許容範囲だった。

 だが問題は映像ソースだろう。設置後、意外にNHKを良く観ている自分がいる。それは地上デジタル、あらゆる番組でHD映像を積極的に持ち込んでいるからだ(思わずハイビジョン映像に「スゲーっ」と漏らしたボクに、「地震(の映像)じゃなかったんだ」とカミさんにつっこまれた[苦笑])。民放の多くはSD映像との共用、コンバートされた映像ばかりで、鑑賞に堪え難いものも少なくない。さらにこちらも過渡期、CATV(ケーブルテレビ)による受信に、首都圏からの番組が地上アナログだけという政策(区域外再送信による制限)は、まるで「これまで朝食に出ていたメニューが、御飯一品に制限された」ようだ。2011年を前に、静岡地方六局では昼間のドラマの再放送好き、カミさんの生活は心許ない。もちろん日経メインのテレビ東京、TVK等、キラーコンテンツがアナログ受信のままというのも大きなマイナス。

 とりあえず今日、CS・BSデジタルアンテナを付けようと思っている。そのためにカミさんとアンテナを買ってきた。映像ソースが増える、選択肢が増えるのはいい事。ただ最も大きいのは実家を離れて観られなくなった、フジテレビ739の武豊TV!とグリーンチャンネルの中継が意中なんだけれども。(次回へつづく)

070225

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