映画版「ダ・ヴィンチ・コード」を観る(ちょっとネタバレあり)
今日はトム・ハンクス=ロン・ハワードのコラボ三度(みたび)、ダン・ブラウン原作の「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきた。かつてのパートナーも今やオスカー俳優とオスカー監督、まさに彼らヒットメーカーに課せられたのは大ベストセラーの映画化である。しかも宗教学的にはセンセーショナルな内容。ただ既に議論されてきた面もある内容だが、これがコマーシャルベースとなると話は違う。しかも本作の配給元、ソニーピクチャーズの親会社、ソニー製品の不買運動も囁かれているほどだ。
ただ本作は意外に大人しい。原作冒頭で「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と始まっていたが、映画版の中ではそうした触れ方はしていない。むしろ最後に「本作はフィクションであり...」と日本語字幕が流れる。当然と言えば当然、腫れ物に触るような感じがするが、作品の中ではテンポのいい謎解きが身上となって、二時間半があっという間に過ぎていく。多少、宗教的背景で置いてきぼりを喰らう人も出てくるだろうが、それを差し引いてもよくぞここまであの原作を、と思う。
基本的な物語の構成は変わらない。滞在先、大学教授である主人公ラングドンが殺人事件に巻き込まれ、しかも容疑者として追われる立場となる。そんな逃亡の中、ソニエールが仕組んだ様々なアナグラム、そしてその先にあるダ・ヴィンチの存在。ダ・ヴィンチがキリストに関する事実を自らの作品「モナリザ」「最後の晩餐」を中心に織り込み、ラングドンは暗号解読官ヌヴーと共にその謎解きに挑んでいく。助け、裏切られ、二重三重のトラップがラングドンを待ち受ける。映画版になってもそのテンポ、エッセンスを強く感じた。
原作にあったエピソード、気がついたものでは黄金率のくだり、キングス・カレッジでの情報収集等が削られている。ただ映画版となって、物語の本線に影響の少ないところであり、全く気にならなかった。一方、ロン・ハワードらしく感じたのがアナグラム、謎解きするシーン。「ビューティフル・マインド」を彷彿させる見せ方で、謎解きのプロであるラングドンの思考を上手く表していた。ただそこがわりに呆気ない反面、手に汗握るスリリングさは原作が勝る気がする。限られた尺の中、そこは致し方ないかもしれない。
原作と比較、キャスティングの妙を感じたのは、サー・ティーピングを演じたイアン・マッケランだと思う。彼の持つ存在感、演技は謎解きでの大きな説得力に転換されていた。もちろん腹に一物持つしたたかさも巧く再現されている。ラングドンはトム・ハンクスで無くてもと思う一方、物語の節目に際するとやっぱ彼でなくちゃと思わせた。オドレイ・トトゥはつい最近、やっとあの「アメリ」の子だと気がついた。それ程に本作では大人びた美女に変わっていたと思う。黒髪がよく似合っている。登場人物への感情移入は描写が浅いせいか、少し物足らないかも。ただそれはこの作品の目的ではない。
ハリウッド大作、エンターテイメント作品ながら、ロケーションとオドレイ・トトゥ、ジャン・レノらフランス人キャストを配したためか、独特の雰囲気で展開される。しかもロケ場所はルーブル美術館を始め、ほぼ原作どおり。ボクとしてはこの作品に本来と逆、原作の副読本的なニュアンスを感じた。そもそも原作の物量には敵わない。しかしこの作品のキモ、絵画は映像に頼らざる得ないのも事実。原作=映画版、お互いに補い合うのがこの作品の特徴なのかもしれない。まだ映画だけの方はぜひ原作も読んでみて欲しい。
追伸.
ここ数日、この作品の公開に合わせ、ネタバレよろしくの特番が多かったが、どの番組も作品の根幹に触れるところがあったので、未見の人にはどうかと思う。ただ懸命な映画ファンなら、たぶんそういう番組は観ていないだろう。録画してあとで観るとかね。個人的には「誰ピカ」のスペシャルは面白く、天才ダ・ヴィンチの人間性に迫り、さらに彼の奥深さに圧倒された。
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中国カトリックが反発!
全米でソニー製品不買運動と
世界同時公開から話題を呼んでいる
ロンハワード監督
トム・ハンクス主演
「ダビンチコード」解禁プレミア・マスコミ試写会に
行って来ました。
朝8時30分からという
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ただ、アクションなどの
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2時間30分の上映時間は
少しきつかったです。
長い原作は
2時間30分でも表現が難... [続きを読む]
受信: 2006/05/22 19:59
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ダ・ヴィンチ・コード
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甘かった。。。。
これほど原作を読んでから観れば良かった〜。と思った事もそうない。
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読んだ人は皆面白いというし、
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ルーブル美術館で本物の「モナリザ」を見てからというもの
"レオナルドダヴィンチ"とい... [続きを読む]
受信: 2006/05/22 21:40
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「原作を読んでいない、キリスト教にくわしくない、ルーブル美術がわからない」に該当する方、原作を読んでから映画館に足をお運びください。
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結局、原作は読まず、19日の晩にフジテレビ系で放映された特番のみで予習して行った。
私は、大学は世界史で受験した。兎に角、癖のある問題を出す大学だったので、
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受信: 2006/05/22 23:25
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ロン・ハワード監督、2005年アメリカ
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受信: 2006/05/23 12:04
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受信: 2006/05/24 00:17
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ダ・ヴィンチ・コードを見てきました。いろいろな意見があり、あまり前評判はよくない声も聞きますが言われてるほどの悪い出来ではないと思います。しかし、先の展開が簡単に読めてしまったので、サスペンス的要素は、もう少し旨く組み合わせてほしかったです。見せ方によってはもっとひきつけられるような気がします。この映画は、大作だけあって、パリ、ロンドン、ルーヴル美術館とスケールはでかいです。オドレイ・トトゥは、本当に綺麗です。この映画の見所の一つですかねぇ(笑)... [続きを読む]
受信: 2006/05/24 03:37
» 「ダ・ヴィンチ・コード」 [ば○こう○ちの納得いかないコーナー]
話題の映画「ダ・ヴィンチ・コード」を封切り2日目に鑑賞。この映画、公開直後の週休3日間で2億2,400万ドル(約250億円)を稼ぎ出したという事で、昨年の「スター・ウォーズ エピソードⅢ/シスの復讐」の2億5,200万ドル(約280億円)に次ぐ史上2位の記録だとか。
昨年の事だが、知り合いから「面白い本が在る。」という推薦を受けて読破したのが、この作品の原作で在る「ダ・ヴィンチ・... [続きを読む]
受信: 2006/05/24 13:51
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歴史と芸術の香りがたちこめるルーブル美術館に、突如としてテクノロジーの一端・拳銃が持ち込まれる。
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受信: 2006/05/24 15:21
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受信: 2006/05/24 19:44
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2006年最大の話題作をやっと観て来ました。
世界中で賛否両論の宗教絡み映画なので・・・。
キリスト教信者じゃないから、気楽に見れるので・・・
日本でも、ヒットは確実かなっ。
[続きを読む]
受信: 2006/05/26 01:21
» ■週末の学び5/19「ダ・ヴィンチ・コード」〜波紋広がる中、いよいよ世界同時公開〜 [「感動創造カンパニー」城北の部屋!仕事も人生も感動だっ!]
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受信: 2006/05/26 16:22
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» ダ・ヴィンチ・コード [不景気風にロシアンフック、ステキなあの娘にオモプラッタ、そして金曜の夜にはシングルモルトを…]
どーもどーもまたまた更新でなく後進してますBasettaでありますが、
うpされずにお蔵入りな下書きはたんまりあるのですが…
気が向いたら賞味期限切れな原稿もその内うpしてみたいとは思っとりますf^。^;
今回は公開当日の朝一番のダ・ヴィンチ・コードに行って来たの....... [続きを読む]
受信: 2006/05/28 17:50
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受信: 2006/05/28 17:52
» 【劇場映画】 ダ・ヴィンチ・コード [ナマケモノの穴]
≪ストーリー≫
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初日... [続きを読む]
受信: 2006/05/28 20:20
» 映画鑑賞感想文『ダ・ヴィンチ・コード』 [さるおの日刊ヨタばなし★スターメンバー]
さるおです。 『THE DA VINCI CODE/ダ・ヴィンチ・コード』を劇場で観たよ。 観終わってすぐ、愕然としましたね(涙)。 ヒミツを知ってるの、ソニエール館長さんたちだけじゃなかったぁーっ! ミッテランも、イオ・ミン・ペイ(貝聿銘)も、けっこう知ってる人いっぱいいたぁー..... [続きを読む]
受信: 2006/05/29 00:32
» 「ダ・ヴィンチ・コード」見てきたよ。 [雪華と、うふふ]
はい、こんにちは。
本屋さんでも、ダヴィンチだらけ・・・ですが、原作は読んでません、あんまり、映画を見る前に先入観をもたないようにしているつもりなんですが、ここまで、話題になっていると、イヤでもいろいろ入ってきますね。
私も、大多数の日本人もそうだと....... [続きを読む]
受信: 2006/05/29 14:25
» 「ダ・ヴィンチコード」 [月影の舞]
「ダ・ヴィンチコード」
(パンフ)
謎解きミステリーであり、歴史ロマン要素も
あり、絵画ものでもあり興味深かった。
冒頭から中盤にはかけては、誰が味方で
誰が悪役なのかが、二転三転して、
スピーディな展開でハラハラした。
そして、中盤からはじっ... [続きを読む]
受信: 2006/05/29 17:00
» ダ・ヴィンチ・コード(映画館) [ひるめし。]
ダ・ヴィンチは、その微笑みに、何を仕組んだのか。
CAST:トム・ハンクス/オドレイ・トトゥ/イアン・マッケラン/アルフレッド・モリナ/ジャン・レノ 他
■アメリカ産 150分
館長さん、みずからあの姿で死んじゃったのね・・・。
そんな時間があったのなら助かってたんじゃなかったのかな〜と感じたんだけどね・・。
てっきり犯人がああいう風にやったのかと思ってたわ・・・。
ダ・ヴィンチの話というより... [続きを読む]
受信: 2006/06/04 15:49
» ダ・ヴィンチ・コード [美人手帳]
ダ・ビンチ・コードを観てきました。実は、上映初日に映画の前売りを入手して、観てきたのですが理解を深めたくて、文庫本のダ・ヴィンチ・コード を読んでいます。
映画は、あっというまにストーリーが進んでしまって、映画だけじゃな部分が本で、すっきりな感じ。
...... [続きを読む]
受信: 2006/06/06 14:32
» ダビンチ・コード [シナリオ3人娘プラス1のシナリオ・センター大阪校日記]
今、話題沸騰の映画「ダビンチ・コード」。皆さんはもうご覧になられましたでしょうか。私は残念ながら映画は、まだ観に行けてません。原作は既に読んでいるのですが、あの物語が、どのように映像化されたのか、観にいくのがとても楽しみです。
(以下ネタバレを含みますの... [続きを読む]
受信: 2006/06/07 16:23
» ダ・ヴィンチ・コード(5月20日公開) [オレメデア]
ルーブル美術館の館長ジャック・ソニエール(ジャン・ピエール・マリエル)が何者かに殺害された.
ソニエールの死体は,レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」という作品の形をまねて横たわっていた.
そして,傍らには,謎の暗号文も残されていた.
...... [続きを読む]
受信: 2006/06/11 16:51
» 『ダ・ヴィンチ・コード』 [映画館で観ましょ♪]
面白かったです!
頭が痛くなるほどに難解なのかと思ったら、
そうでもなく…深く考えてないから?
宗教の奥深さは完全に無視した感じですが。
なので薄っぺらく上辺だけを、
謎解きサスペンスとして楽し... [続きを読む]
受信: 2006/06/17 16:35
» 「ダ・ヴィンチコード」 [月影の舞]
「ダ・ヴィンチコード」
(パンフ)
謎解きミステリーであり、歴史ロマン要素も
あり、絵画ものでもあり興味深かった。
冒頭から中盤にはかけては、誰が味方で
誰が悪役なのかが、二転三転して、
スピーディな展開でハラハラした。
そして、中盤からはじっ... [続きを読む]
受信: 2006/07/06 14:15
コメント
こんばんは!いつもありがとうございます!
cocologに、TB出来ないんですよねぇ、、、
ごめんなさい。 ぁ、いぁ、かえって良かった?? あはは、、
またよろしくお願いしますね。
投稿: 猫姫少佐現品限り | 2006/05/22 23:03
こんにちは♪
TBありがとうございました。
いろんなことを差し引いてもあの原作をここまで映画化できたのは監督の力量だと思います。
特番はネタバレしすぎでハラハラしました(笑)
投稿: ミチ | 2006/05/23 12:07
こんにちは♪TB有難うございました♪
黄金比を学生に説明するシーンが劇中では省かれていましたよね。本編にはあまり関係ないところでしたけど、自分は結構好きなシーンの1つだったのでちょっと残念でした。
キャスティング関しても合ってる人もいましたが、自分が意外だと思ったのはコレ警部補でした。あれほど老けてるとは思わなかったので・・(汗
投稿: メビウス | 2006/05/23 14:57
今晩は☆
TB有難うございます。^^
原作が未読のままの観賞だったので、ちょっとついていけなかったトコロがありましたが…。^^:
原作に興味が持てたので読んでみたくなりました。
映画だけでは色々な背景など気付かなかったところもありそうですし(汗)
最後の晩餐の場面での映像は分かりやすくて良かったです♪
投稿: ルーピーQ | 2006/05/23 22:08
猫姫さん、ミチさん、メビウスさん、ルーピーQさん、みなさんこんにちは。
コメントありがとうございます。返事遅れてスミマセン。
猫姫さんへ
> ぁ、いぁ、かえって良かった?? あはは、、
コメントも歓迎です。それにしてもココログには困ったものです(^^ゞ
ミチさんへ
>原作をここまで映画化できたのは監督の力量だと思います。
ボクもその点、評価に値すると思います。他の人が監督したら3時間じゃすまないでしょうね(^^ゞ
メビウスさんへ
>自分は結構好きなシーンの1つだったのでちょっと残念でした。
作者のウンチクが炸裂するシーンですよね。ああいうウンチク、物量のあるシーンは大好きです(^^ゞ
ルーピーQさんへ
>原作に興味が持てたので読んでみたくなりました。
原作、面白いですよ。ぜひ機会があったら読んでみてくださいね(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/05/30 21:44
『映画と秋葉原とネット小遣いと日記』のhideです
でんでんさんコメント有難うございます
>この映画版、二度観るかと尋ねられたら、やっぱ微妙でしょうね。それなら原作を二度読んだほうが知識が膨らみます
(。・・。)(。. .。)ウン(。・・。)(。. .。)ウン
正しく言われる通りですね。でんでんさんの記事にも有る
『この作品に本来と逆、原作の副読本的なニュアンスを感じた』
も全く同感です。
この映画は原作を、更に売る為の宣伝映画だったのかも知れません・・・(笑い)
投稿: hide | 2006/05/31 13:00
遅ればせながら、コメントありがとうございます。
私は原作をゆっくり読んでいます。
映画のジェットコースター並みの展開は、文庫本で上中下あるので、仕方ないですね。
ローレライなんか、もっと酷かったですから。
今週は、嫌われ松子がお勧めです。
投稿: うぞきあ | 2006/06/04 19:55
書き込み及びトラックバック有難うございました。
個人的にはもう少しバッサリと削り落としても良いシーンが在った様に感じました。でも、逆にもう少し詳しく描いても良かったかなと思える部分も。他のブログでも何人か書かれていたのですが、シラスが何故あそこ迄言いなりになって殺人に走ってしまったのかという背景を、映画ではフラッシュバックのシーンとしてちょこっとだけ取り上げていましたが、原作を読んでいない観客には一寸判り難かったのではないかなあと。
唯、原作がそれなりに良く出来ていましたので、映画の出来も決して悪くはなかったと思います。残念なのはジャン・レノ氏をもう少し出演させて欲しかったという所でしょうか^^。
これからも宜しく御願い致します。
投稿: giants-55 | 2006/06/04 23:39
hideさん、うぞきあさん、giants-55さんこんにちは。
コメントありがとうございました。
hideさんへ
>この映画は原作を、更に売る為の宣伝映画だったのかも知れません・・・(笑い)
日本国内的には角川のバックアップが凄いです。タイアップ本も売るチャンスですからね。商売は貪欲です(笑)(^^ゞ
うぞきあさんへ
>映画のジェットコースター並みの展開は、文庫本で上中下あるので、仕方ないですね。
物量はあるのですが、本で読むと謎解きも読む人のペースだし、読み込めますね。映画版はビジュアル的な呆気なさがありましたから、ちと物足らなかったかなぁと思います(^^ゞ
giants-55さんへ
>シラスが何故あそこ迄言いなりになって殺人に走ってしまったのか...
シラスの存在感は良かったのですが、彼の背景が何となくの描写に終わって、殉教者としてもう少し深く扱って欲しかったところですね(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/06/05 00:00
でんでん さん
コメントありがとうございます。
特番の方が確信をついているような・・・
そんな気もしました!(笑)
どうしても、映画の2時間ちょっとという時間的な縛りの中ですと
ダイジェストになってしまいますよね。
でも絵画や欧州の街並み!
キレイでした!
投稿: 「感動創造」 | 2006/06/05 09:48