早朝割引で「Vフォー・ヴェンデッタ」を観る(ネタバレあり)
今朝は盟友N氏と「Vフォー・ヴェンデッタ」を観てきた。地元の老舗映画館が朝七時からの上映で、レイトショー並みの入場料で観られるサービスにのった形。1,200円なので、映画の日ほどではないが、大きな劇場でN氏とボク、そしてもう一人の観客で貸切り状態。まぁ、それで差し引きゼロと思った。映画を観出せば、プラスアルファも出てくるだろうと。何てたってナタリー・ポートマン、坊主になってまでイレ込んだんだから...と高をくくっていたのが大失敗だった。ちなみに初見が最悪だった「エイリアン3」もシガニー・ウィーバーが坊主になっていたっけ。
近未来のロンドン、「V」と名乗る仮面の男が民衆を扇動し、独裁者の下から解放しようと戦うのが物語の骨子。ヒトラーをモチーフにした役をジョン・ハートが演じている。ちなみに本作はイギリス=ドイツの合作という背景がある。なおかつてテレビシリーズ「V」というのがあったが、本作中に登場する赤スプレーで「V」と書くシーンがあるが、偶然の一致ではあるまい。たぶんナチスドイツの圧制の下、解放を願う人々が同じような行動をしていたのだろう。それが両作で描かれていたのだと思う。
...とここまで書くと、この作品は素晴らしいのかと勘違いされてしまうが、実際は残念な出来に終わっている。いや残念以上、何と言っていいのやら。とにかく面白くない。興味も沸かない。「マトリックス」の製作チーム=ビジュアルと勘違いすると、本作は大きな失敗である。まるで禅問答のような、字幕を追い駆けなければ解らないシーンが続く。その点は「マトリックス」に近いかもしれない。脚本はウォシャウスキー兄弟だけに、似た印象を得た。また独裁者、圧制と民衆の構図は、判で押したようにステレオタイプであった。
仮面の男「V」を演じたのはヒューゴ・ウィービング。セリフ回しは彼独特。ただ彼の苦労も、作品そのものの興味を盛り上げるまでに至らなかった。彼の責任ではない。やっぱり面白くないのだから。ナタリー・ポートマンも坊主になるまで、この作品に出演する動機があったのだろうかと疑問に思った。確かに彼女でなければ、この作品をエンドロールまで観ようとは思わなかっただろう。それ程にB級度は高い。ただB級でも何か残る作品であればいいのだが、つまらなさまでもがB級となってしまった。ジョエル・シルバー印のハズレは目も当てられないね。

追伸1.
圧制と民衆の構図、それならばイギリスを舞台にしたテレビシリーズ「プリズナーNo.6」のほうが断然面白い。突然村に拉致されたNo.6、目に見えない独裁者No.1との戦い。映画化が囁かれて数年が経ったが、実現の可能性は依然低そうだけどね。
追伸2.
「V」を見ていたらヴィンセントを思い出した。ツバの広い山高帽に白い顔。そう「Saku Saku」の白井ヴィンセント(写真のパペット)である。同じ「V」でも、断然ヴィンのほうが毒があって面白い。いずれ「Saku Saku」の中でネタになりそうな作品だなぁ。またキャラの著作権で揉めなきゃいいけど。
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» 『V フォー・ヴェンデッタ』 [ラムの大通り]
----タイトルのヴェンデッタってどういう意味ニャの?
「字幕やプレスでは“血の復讐”となっていた」
----と言うことは、これは復讐譚ニャんだ?
「うん。一応はね。
復讐の理由は観て確認してもらうことにして、
まずは映画の概略を話そうかな。
舞台は独裁国家と化した近未来のイギリス。
放送局に勤めるイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、
絶体絶命の危機に見舞われたところを
“V”と名乗る仮面の男に命を救われる。
Vは恐怖政�... [続きを読む]
受信: 2006/04/30 22:04
» 『Vフォー・ヴェンデッタ』 2006・4・23に観ました [映画と秋葉原とネット小遣いと日記]
『Vフォー・ヴェンデッタ』
公式HPはこちら
←クリック
●あらすじ
第3次世界大戦後の英国、ファシズム国家と化しいた。ある日の夜、秘密警察に捕まったイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、仮面の男“V”(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。
だが彼は... [続きを読む]
受信: 2006/04/30 23:06
» ★「Vフォー・ヴェンデッタ」 [ひらりん的映画ブログ]
ナタリー・ポートマンが髪の毛剃ってまで出演した・・・って作品。
イギリスが独裁国家になったぁーーー・・・って話だったのかなっ。
詳しい内容を知らずに見てみることに・・・。 [続きを読む]
受信: 2006/05/01 02:32
» Vフォー・ヴェンデッタ/V-FOR VENDETTA [我想一個人映画美的女人blog]
ナタリーポートマンがスキンヘッドになった!という事で話題になっていたこの作品、
去年夏に全米公開のはずが、ロンドンのテロ事件があって結局3月17日に公開延期しちゃった。。。。
トロントのyueが早々に観て、
「ちょっと複雑であんまり"面白い"って感じじゃなかったよー」
というのを聞いていたので期待しないで済んだんだけど、
「マトリックス」→好き(続編はダメ)「バウンド」→好き♪
ウォシャウスキー兄弟監督好きとし�... [続きを読む]
受信: 2006/05/01 02:44
» Vフォー・ヴェンデッタ 06年85本目 [猫姫じゃ]
Vフォー・ヴェンデッタ
上の歯で下唇を軽くかんで、、、ヴィ、、、
あたしと、チャイコフスキーの大序曲「1812年」との出会いは、今をさかのぼることン十数年前、10才くらいの頃のお話。あたしの母方親族って、音楽好きな人が多くって、その一人、オーディオマ...... [続きを読む]
受信: 2006/05/01 03:04
» Vフォー・ヴェンデッタ [Akira's VOICE]
革命は一日にして成らず。
されど,変化は一日で実る!
[続きを読む]
受信: 2006/05/01 10:31
» Vフォー・ヴェンデッタ [映画と本と音楽にあふれた英語塾]
Vフォー・ヴェンデッタ
原題: V for Vendetta (2005)
2006年4月22日 日本初公開
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/vforvendetta/
新宿ミラノ座
2006年5月1日(月)1時40分からの回
ゴウ先生ランキング: C+... [続きを読む]
受信: 2006/05/01 19:13
» 映画館「Vフォー・ヴェンデッタ」 [☆ 163の映画の感想 ☆]
予告で観ていた印象と結構違う感じがしました。
なんといっても、仮面の男”V”がもっとアメコミヒーローちっくなのかなって思ったらそうでもなかった。でも、あの仮面を使って、おふざけにならなかったのは凄いねぇ。
なんだか、イヴィーとVの関係が「オペラ座の怪...... [続きを読む]
受信: 2006/05/02 09:03
» Vフォー・ベンデッタ [カリスマ映画論]
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆ 人々よ、゛V゛の意志に集え! [続きを読む]
受信: 2006/05/03 13:13
» 「Vフォー・ヴェンデッタ」劇場にて 象徴としての仮面 [xina-shinのぷちシネマレビュー?]
先週の金曜日、ファボーレ東宝で行われた『Vフォー・ヴェンデッタ』の試写会に行ってきました。 [続きを読む]
受信: 2006/05/04 09:11
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人民が政府を恐れるのではない!
政府が人民を恐れるのだ!!
「マトリックス」3部作のクリエーターによる衝撃の宣戦布告
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良い意味で裏切られた感じ。
政治批判、メッセージ色のが色濃い作品だが、
しっかり娯楽性も共存... [続きを読む]
受信: 2006/05/06 19:52
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第3次世界大戦後、アメリカを植民地とする独裁国家イギリス。仮面のテロリストは、サトラー率いる独裁国家に挑戦していく。最後に、独裁者に家畜化された人民も、目覚め立ち上が [続きを読む]
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『Vフォー・ヴェンデッタ』レビュー!
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PEOPLE SHOULD NOT BE AFRAID
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政府が人民を恐れるのだ!(≧_≦)
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独裁者に支配される近未来のイギリスを舞台に、ナタリー・ポートマンがスキンヘッドで熱演する。{/kaeru_en4/}
2006年 アメリカ アクション、サスペンス
2006年5月2日 ワーナー・マイカル・シネマズ・新百合ヶ丘
監督 ジェームズ・マクティーグ
出演 ナタリー・ポートマン(スター・ウォーズ エピソード3・/シスの復讐、クローサー、コールド・マウンテン)、ヒューゴ・ウィー�... [続きを読む]
受信: 2006/05/10 12:27
» 「Vフォー・ヴェンデッタ」何だか分らないけど面白い [soramove]
「Vフォー・ヴェンデッタ」★★★★
ナタリー・ポートマン主演
ジェイムズ・マクティーグ監督、2005年アメリカ=ドイツ
予告を見ても
内容がいまひとつ分らなかったが
本編もナゾの多い展開。
大まかな部分から少しずつパズルの様に
これまでの経過が明らかに...... [続きを読む]
受信: 2006/05/11 00:16
» 【劇場映画】 Vフォー・ヴェンデッタ [ナマケモノの穴]
≪ストーリー≫
独裁国家と化した近未来の英国。夜間外出禁止令を破ったイヴィーは、街角で危険に見舞われたところをVと名乗る仮面の男に救われる。不正と暴虐にまみれた政府転覆をはかるVは、手始めに中央刑事裁判所を爆破。国の圧制を糾弾し、11月5日の“ガイ・フォークス・デー”に国会議事堂前に集結するよう市民に呼びかける。その一方で自分自身の怨念を晴らすため、有力者を次々と殺していくV。そんな彼と出会ったことで、イヴィーは人生を大きく変えていく。(goo映画より
近未来の専制政治下の英国を扱った映画で... [続きを読む]
受信: 2006/05/11 21:46
» Vフォー・ヴェンデッタ [シネクリシェ]
仮面の主人公と女性の奇妙な同居生活というシチュエーション、どこかで観たことがあるシチュエーションと思いきや『美女と野獣』。それもディズニー [続きを読む]
受信: 2006/05/13 10:57
» Vフォー・ヴェンデッタ 見てきました。 [よしなしごと]
今回は私の好きなナタリー・ポートマンが出ていると言うことでVフォー・ヴェンデッタを見てきました。 [続きを読む]
受信: 2006/05/21 13:44
コメント
TBありがとうございました。
テレビシリーズ「プリズナーNo.6」は
ぼくも大ファンです。
映画にならないかな。
投稿: えい | 2006/04/30 22:06
こんばんは!
TBありがとうございました!
あたしも、、、ダメでした、、、
マトリックスは、大好きなんですケド、、、
投稿: 猫姫少佐現品限り | 2006/05/01 03:06
えいさん、猫姫さんこんにちは。
コメントありがとうございます。
えいさんへ
>テレビシリーズ「プリズナーNo.6」は
>ぼくも大ファンです。
嬉しいですね。「プリズナーNo.6」はいろんな意味で革命的な作品です。映画版ホントにやってほしいです。
猫姫さんへ
>マトリックスは、大好きなんですケド、、、
個人的にはマトリロ、マトレボはイケませんでした。やっぱ第一作が一番良かったです(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/05/01 19:59
『映画と秋葉原とネット小遣いと日記』のhideです。
でんでんさんコメント有難うございます
>予習不足だったのか、いやそれよりも内容がボクにハマらなかったせいだと思っています。
まあ、映画の中でhide的に残念だったのは、予備知識が無いと象徴的な部分だけで繋げてる感じはして解り難い感じはしました。
あと一点は。一般国民は、現在のファシズム政権をウンザリしているようだけど?
その程度であって、ウップンは貯まり、革命精神が高まる、過程が無い感じがしました。
その意味で最後の銃の前に立つクライマックスは若干無理が有るかなあと・・・?
その一点だけですかね
投稿: hide | 2006/05/01 23:26
hideさんこんにちは。
コメントありがとうございました。
>ウップンは貯まり、革命精神が高まる、過程が無い感じがしました。
描写が断片的で、しかもラストは大団円的にオールキャスト。確かに過程が抜けています。もっとひしひし伝える部分があれば、印象が変わったかもしれません。
投稿: でんでん | 2006/05/01 23:48
こんばんわ!TB&コメントありがとうございました。
メッセージ性があるのは分かったんですが・・・いまいちどう解釈すべきかよく分からなかった作品でした。
Vのキャラだけは異常にたってましたね(笑)
投稿: 睦月 | 2006/05/04 03:01
睦月さんこんにちは。
コメントありがとうございました。
>メッセージ性があるのは分かったんですが
映画としての在り方がボケているような気がするんです。メッセージ性を問いたいと思いつつ、コントまがいのシーンがあったり、エンタメしきれなかったり。何かイマイチでした(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/05/04 18:35
でんでんさん、こんにちは。
自由と正義を復活させるための戦い。
しかし、サトラー議長も、はじめは自由と正義を守るため、第3次大戦を戦い、アメリカを植民地にしたのでは?
そんなことを私は考えてしまい、ストーリーに入り込めず、この映画を楽しめませんでした。
投稿: skywave | 2006/05/07 13:16
そうですかー・・・B級ですか~・・・
ちょっと面白そうに感じたんですが残念・・・
しかし「早朝割引」なるものがあるんですね!うらやましい!!
♂の所にもあれば、早起きに困らないのに(笑)
コメントありがとです!!
投稿: ♂ | 2006/05/07 17:11
skywaveさん、♂さんこんにちは。
コメントありがとうございました。
skywaveさんへ
ボクもサトラー議長が悪に見えなかったのです。勧善懲悪とまでいかなくとも、悪の部分をもう少し出して欲しかった。コントラストがない気がしました(^^ゞ
♂さんへ
>そうですかー・・・B級ですか~・・・
お金は掛かっていると思うのです。でも味わいはB級以下というか...愛すべきB級とも思えませんでした(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/05/07 20:29