「NIP/TUCK -マイアミ整形外科医-」Season2-16を観る(ネタバレあり)
帰ってから昨夜録っておいた「NIP/TUCK -マイアミ整形外科医-」を観た。Season2となって、既に2クール目。Season1はわずか13話で終了、呆気にとられてしまったが、今回は16話までとの事...ってことは今回が最終回だったのか。実は今回の第16話『ジョーン・リバース』を観終え、ネットで検索。Amazonで発売されている輸入DVDだと16話までと英文で解説。何となしにSeason1と同じ終わり方、何となしに最終回と思いきや、ハッとさせるエピローグであった。
外国のテレビシリーズは「24-Twenty four-」に代表されるように、打ち切りが無い限りは次の年もシリーズが続いていく。もちろん日本のドラマと同じように1、2クールで一旦終了。だがどのドラマもシーズン最終回は意味深な最後を迎えている。「24-Twenty four-」ならシーズン2、パーマー大統領が襲われて倒れて終わった。心臓の鼓動と共に終演したのは衝撃的であった。そして今回の「NIP/TUCK」、Season1と同じ宴、だがその最後はクリスチャンの枕元にあのカーバーが立ち、刃を振り落とすところで終わる。彼の運命やいかに...
Season2の特徴は、生真面目なショーンと、開放的なクリスチャンの立場が逆転したところだろう。ショーンはSeason1でのエスコバルの一件、クリスチャンは愛息を奪われて以降、まるで性格が変わったようになる。ましてショーンはジュリアと別居、マットが実子でない事を知ってから大きく人が変わってしまう。だがクリスチャンは、自責の念に駆られながら、ショーンを親友として支えていた。しかしマットの恋人アバの真実を知り、ショーン、クリスチャン、ジュリアは結束、三人は再び元に戻るキッカケを生んだ。
アバを演じていたのは、007ファンなら「ゴールデンアイ」のオナトップことファムケ・ヤンセン。でもまさか彼女が...なんて。医療技術は進歩しているのですね。しかもクリスチャンは触診というか、いやいや愛撫でそれを見破ってしまう。そんな展開がいかにもこのドラマらしい。そしてアバの元旦那が初代ジャック・ライアンことアレック・ボールドウィン。ラストはどこかミステリアスで、豪華なキャスティングとなった。Season1以来のエスコバルも(想像の中で)登場し、ショーンの引き金を後押し。でもそれが裏目に出るとは。たぶんカーバーって15話に出たアイツなんでしょうね。早くSeason3が観たいです。
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