「インファナル・アフェア」三部作完結...音楽の話だけれど
やっと「インファナル・アフェア」三部作が完結した...ってもうとっくに終極無間してましたが、あくまで音楽の話です。「インファナル・アフェア」のサントラはシリーズ通して一作に一枚で計三枚。しかし主題歌となるとビヨンドが歌った「長空/Lonely Sky」が第二作「無間序曲」のサントラに入っているのみ。一作目ともなれば、劉徳華(アンディ)や梁朝偉(トニー)のアルバムを介してしか主題歌「無間道」を手に入れる事しかできません。そこでボクはトニー・レオンのアルバム「風沙」を買いました。
そして第三作「終極無間」の主題歌。これも第一作同様、サントラには収録されませんでした。今回もまたレーベル、権利の関係なんでしょう。幻を見続けるラウ、そしてあのオーディオショップにつながるラスト。そして終演、そこに掛かる楽曲「自作自受」を探すとありました。ジャケットには謎の二人が写り、左麟右李(ズオリン・ヨウリー)の『楽壇双雄』というアルバムが現れた。でもこの二人、いや一方なんだけど何処か見た事がある。
まず「自作自受」を歌うのは李克勤(ハッケン・リー)。たぶん彼は左側の人物だと思う。だって右側は譚詠麟(アラン・タム)だと気がついたからだ。大昔に観た成龍(ジャッキー・チェン)主演の「サンダーアーム/龍兄虎弟」に出ていた彼を思い出した(ちなみにこの作品はジャッキーが復帰を危ぶまれた大怪我をした作品として有名)。グループ名の『左麟右李』は彼らの名を組み合わせたようだが、ジャケットを見るとその名通りの並びではない事に気づいた。どうでもいいけど、何処か気になります。
DVD「終極無間」を観つつ、その訳詞を読むととにかく重い。まるで三作に渡るラウの道程を語っているようだ。「自作自受」というタイトルも、その漢字の意味から推測すると、そうした背景が反映されているようにも思える。そして歌詞付の主題歌で作品が終わるのは伝統、如何にも香港映画らしい。適材適所の陳光榮(チャン・クォンウィン)の音楽が映画を盛り上げ、さらに三作ともそれぞれ主題歌で終演。そんな「インファナル・アフェア」三部作の主題歌が好きなのである。
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コメント
TBありがとうございます。
おっしゃる通りで、サントラのみならずトニーの「風沙」、左麟右李のアルバム、挙句の果てには同じく無間道Ⅰが収録されているアンディ・ラウの「Proud of you」まで買い、最後に先日発売されたアンディのアルバムで締めくくったというようなことになりました。
サントラも無間道3作全部セットになっているものには2に「長空」が入っておりませんし。ややこしいことこの上なしですが、「まったく!」といいながら買ってしまうのは何故でしょう。
無間道が好き。その一念ですかね。
踊らされておりますでしょうか。(失笑)
投稿: 藍*ai | 2006/02/06 16:58
藍*aiさんこんにちは。
こちらこそコメントありがとうございます。
>無間道が好き。その一念ですかね。
>踊らされておりますでしょうか。(失笑)
ボクも踊り続けております(笑)。気がつけば、パソにDVD入れて、広東語、日本語吹替を切り替えて何度も観ています。音楽共々、無限道、いや無間道にはまり続けそうです(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/02/07 22:20
私も風沙を購入したのですが、香港経由と言うことでローマ字でアドレスを入力したところ、日本語で入力しなおした方が早く着くとメールがきてガッカリです・・・何のためにエクスプレスにしたのか・・・きっと、自分へのクリスマスプレゼントにはならないのでしょうね・・・お年玉かな?でも郵便局の人は、ちゃんとエアメールを配達してくれたのに・・・宅急便の係の方、せめてローマ字だけは読んでね!
投稿: kei | 2008/12/23 14:24