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2006/01/02

「ロード・オブ・ウォー」を観る(ネタバレあり)

loadofwar 昨日は映画ファンなら忘れちゃいけない映画の日、という事で昨年の元日同様、盟友N氏と「ロード・オブ・ウォー」を観てきた。ご存知モト冬樹似のニコラス・ケイジ主演、武器商人、いや言葉を変えれば死の商人を描いた問題作。スタッフはハリウッド発ながら、資本はほとんど米国外という異端、意欲作でもあり、そんな背景を知るほどにこの作品の価値を感じる。そしてボクの見逃しでなければ、ニコラス自身もプロデュースに参画していたようだ。作品そのものの感想はいつものコラムで。ここでは気づいた細かな点に触れていきたい。

 主人公はウクライナ出身という設定。旧ソ連の軍人の親類をパイプに、AK47を中心としたロシア製銃器、戦車、ヘリの売買を行なっていく。中でも通称カラシニコフ、AK47の存在感が目立つ。わずか4キロの重量の銃器が大人から子供まで簡単に扱え、しかも圧倒的な殺傷力を秘めている。むしろここでの描写はキレイ事よりも音だけで惨殺を訴え、そのほうが観ている恐怖心を煽る。唯一ストレートにカラシニコフの銃弾に倒れる描写があるのが、主人公の弟というのも痛ましい。

 取引先の首相の息子がやたら『「ランボー」の銃を欲しい』、しかも1作目と念を押すシーンがみられた。そんな息子が意中のM60を手に入れ、輸送トラックから乱射、狂喜する姿(ただM60って二作目のような気がするが...)。でも何かそうやって喜んでいる姿を見るにつけ、何かマズイよなぁって胸をよぎる。映画を観る側にも銃器マニアが多いだろうから、心境的にダブる面も多いだろう。それはボクが銃器好きって事でもあるのだけれど。

 しかも映画の中で登場する兵器群。特に戦車はよくこれだけ並べたと思わせるほど壮観。ただ裏を返せば、これだけの兵器が使われずにロケに使われたのか(いやフェイクがあるかもしれないが)といろんな思いは巡ってくる。もちろん映画で描かれたような国外流出、実際に使用されているわけで、その数の多さに今更ながら驚かされる。むしろ「007ゴールデンアイ」のようにオチャラけた使い方くらいのほうがカワイイ。いやそれこそバカバカしいと一蹴されてしまいそうだなぁ。

060102
戦車もこんな使い方があります(「007ゴールデンアイ」より)

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コメント

明けましておめでとうございます♪
TBありがとうございました。
武器商人って扱っているものが「銃」なだけであって,ビジネスライクで全く罪悪感無しなんでしょうね。
うーーん、どうしたもんかなぁ(笑)

投稿: ミチ | 2006/01/03 00:24

ミチさんこんにちは。
コメントありがとうございます。

>武器商人って扱っているものが「銃」なだけであって,ビジネスライクで全く罪悪感無しなんでしょうね。

取引が成立する事がドラッグ以上の快感を与えてくれるって事なのでしょう。お互い仕事中毒には気をつけましょうね(苦笑)(^^ゞ

投稿: でんでん | 2006/01/03 08:05

トラバどもです。
あの武器群は、武器商人から実際に借りて本物使ってるとか聞きました。本当に壮観でしたもんね(^^)

投稿: カヌ | 2006/01/04 01:28

カヌさんこんにちは。
こちらこそコメントありがとうございます。

>武器商人から実際に借りて本物使ってるとか聞きました。

武器商人も形はどうあれ、お金を出せば仕事になるんですね。良心からの行動...ってワケじゃないですよね(苦笑)(^^ゞ

投稿: でんでん | 2006/01/04 07:27

でんでんさん、はじめまして。ゆづあげと申します。
TB、コメントありがとうございました。

銃や戦争がテーマなのでしょうが、
ユーリーの伝記映画のように話が進んでいき、
反戦、人それぞれの考え方、
はたまた女性を落とすときのテクニックなどなど、
いろいろ考えてしまいました。

私はニコル監督の「ガタカ」も好きなので、
この監督の作風が合っているのかなぁとも思いました。

投稿: ゆづあげ | 2006/01/08 21:36

ゆづあげさんこんにちは。
こちらこそコメントありがとうございます。

>私はニコル監督の「ガタカ」も好きなので、
>この監督の作風が合っているのかなぁとも思いました。

「ガタカ」は未見のため、今回の作品を観て凄く興味が出てきました。ボクにもこの監督さんの作風が合いそうですね(^^ゞ

投稿: でんでん | 2006/01/08 22:21

でんでんさん初めましてTB&コメントありがとうございました
>ノンフィクションでは描けない側面を強く感じました。
>こちらのほうが痛快に感じました
(。・・。)(。. .。)ウン(。・・。)(。. .。)ウン
まったく同感です
現実を啓蒙しててチャンとエンターテーメントとして成立してて面白い異色の映画だと思います。

投稿: hide | 2006/01/14 23:18

hideさんこんにちは。
コメントありがとうございます。

>現実を啓蒙しててチャンとエンターテーメントとして成立してて面白い異色の映画だと思います。

テーマ性を追求する反面、ある程度のエンターテイメント性も要求されるところ、この作品はとてもウェルバランスだと思いました(^^ゞ

投稿: でんでん | 2006/01/15 07:11

こんにちは!
>>世の中はそんな事例の塊
たしかにそうなんですよね。
つい目を背けてしまいがちな裏社会にも、両目をしっかり開けていかなければいけないんですよね。

投稿: honu | 2006/02/08 07:15

honuさんこんにちは。
コメントありがとうございました。

>つい目を背けてしまいがちな裏社会にも、両目をしっかり開けていかなければいけないんですよね。

わかってても一生知らんぷりより、わかってってかつ考える事が大事だと思いました(^^ゞ

投稿: でんでん | 2006/02/09 09:28

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