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2006/01/18

楽園のドア

 先週、金曜ドラマTOKIOの松岡クン主演の「夜王」の第一回を見ていたら、久々に南野陽子が出演していた。ホストの大口顧客、エステサロンの社長という役柄。ちょうどビジネスパートナー役には伊藤かずえが配役され、ついかつての大映テレビ「アリエスの乙女たち」を思い浮かべてしまった。彼女たち二人とも、最近は二時間ドラマに出演するなど、かつてのアイドルも今はすっかりバリバリの中堅女優さんである。

 ボクら世代、南野陽子というと「スケバン刑事」二代目麻宮サキ。その劇場版「スケバン刑事」の主題歌は「楽園のドア」だった。正直、彼女の歌は上手くない。しかしルックスとそのイメージにあった楽曲を歌う事が重要。それがアイドルがアイドルたるゆえんだった。しかし今、アイドルという存在自体、死語なのかもしれない。モーニング娘。もかつての勢いを失い、アイドル界全体が低年齢化、ボーダレス化、アイドルという言葉は失われつつある。そんなボクらに古きよきアイドルソングが「楽園のドア」だった。

 今やドアといえば『ライブドア』である。しかも日本経済だけでなく、海外市場を巻き込んで、株価を下落させる『ライブドア・ショック』を引き起こした。ホリエモンの野望は「ヤフー越え」であったが、その知名度だけはヤフーに肉薄、いや国内だけなら充分と叶った形。しかしながら昨年までの時代の寵児も、今は完全に市場のヒール(悪役)として悪しき歴史を残す事になった。たった一社の事件をきっかけに、わずか三日で東証株価平均を千円近く下落させ、企業、そして投資家を窮地に追い込んだ。

 これまで度重なる株式分割の果て、そのたび多くの個人投資家がライブドア株に殺到。それは打ち出の小槌、人気のIT株という条件に加え、ホリエモンのネームバリューにすがる、すなわち彼らにとってはそんな「楽園のドア」だったのである。しかしそんな楽園も地獄の様相。売るに売れない事態、上場廃止も噂されているからだ。そんな今、彼らの恨み節が聞こえてくる。ホリエモンは昨年末の流行語大賞受賞の席で、「また来年も...」とコメントしていたが、今年早くも『ライブドア・ショック』で見事ノミネートとなったとさ(ウソです)。

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