新作登場、木曜ドラマ激戦区を観る
昨日の木曜午後9時10時、ここで三作の新作ドラマが始まった。テレビ朝日は松本清張の「けものみち」、フジは柴門ふみの「小早川伸木の恋」、そしてTBSは東野圭吾の「白夜行」と中身の濃いラインナップ。しかも「白夜行」は初回二時間という力の入れよう。さらに「けものみち」は60分オーバーで、「小早川伸木の恋」の冒頭数分を観る事ができなかった。したがって当日三本をすべて観るのは不可能なタイムテーブル。とりあえず「白夜行」はレコーダーに残し、先に「けものみち」「小早川伸木の恋」の順で観る事にした。
「けものみち」は遠い昔、NHK土曜ドラマ、和田勉演出で観た記憶がある。当時、松本清張フリークの両親と一緒に観ていたと思う。タイトルと名取裕子が出ていたのはおぼろげに覚えているが、それ以上頭に残っていない。いや残っていたら大変な事だ。そしていま今回の「けものみち」を観て、こんなにも官能的な描写(NHK版にもあったとの事)があったのかと驚いたほど。もちろん僅かなものであるが、そのチラリズムにはそそられる。米倉涼子を主役に前作「黒革の手帖」同様、おどろおどろしい大人の世界を描いていく。初回から展開もセンセーショナル、テレ朝のドラマの中でも異色の存在である。
数分スタートから見逃したが「小早川伸木の恋」を続けて観た。主演の唐沢寿明は「白い巨塔」と同様に医者の役。ただこの作品はタイトル通りに毛色が違う。こちらのドラマの切り口は非常にパーソナル。いい人小早川伸木の悩みと恋。この作品第一回の見どころは妻役!片瀬那奈のキレ具合に目を見張る一方、とにかく宝塚出身の紺野まひるがメチャ魅力的。第一回は紺野まひるに尽きます。伸木がコロッと堕ちてしまうのはよく解る。とにかく次回も紺野まひるを観るためにチャンネルを合わせます。あと久々、古谷一行もいい味出してるね。
翌日の今日観た「白夜行」は、個人的にこれら三作中、最も思い入れのある作品。東野圭吾はボクの好きな作家の一人で原作は既に単行本で読み、読んだ当時はその時代を感じさせる作り、犯罪小説として印象に残ったものである。しかし二〇〇〇年に読んだ原作ゆえ、記憶の断片が消えつつあったこの作品を、ドラマ第一回はそんな状況から呼び起こしてくれた。工事が頓挫したビル、質屋、少年少女と執拗な刑事。様々なアイテムは今回のドラマの時代に合わせてはいるが、少しずつ物語がよみがえって来る。むしろその先を知っているからこそ(あくまで断片的にだが)、その行末が気になる。セカチューの二人の本領発揮はこれからだし、武田鉄矢の存在は堅実。そして渡部篤郎は相変わらず気持悪い(演技はワンパターンだし、個人的に彼は好きではないので)。
とにかく三作品とも興味あるドラマで見逃せない。来週もレコーダーが活躍する事になりそうだ。
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コメント
こんにちは♪
昔の「けものみち」見ていました!
そして唐沢くんも好きな俳優さんです!
それでも私は「白夜行」を選びました(笑)
この原作への思い入れは深いです。
それだけにドラマ化は不安一杯でしたが、初回を見た限りでは何とかなりそうですよね。
来週からの亮司と雪穂に期待しています!
投稿: ミチ | 2006/01/13 23:47
ミチさん、コメントありがとうございます。
>それでも私は「白夜行」を選びました(笑)
>この原作への思い入れは深いです。
ボクが三作中、この作品をリアルタイムで観なかった理由はただ一つ、保存しておきたかったから。まだ序盤ですが、また観たいと思うドラマになって欲しいです。『ドラマのTBS』に期待しています(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/01/14 17:13
コメントありがとうございます。
紺野まひる、確かにハマってしまいますね。
“てるてる家族”では、全然そんな感じはしませんでした。
投稿: うぞきあ | 2006/01/15 10:45
うぞきあさんこんにちは。
コメントありがとうございます。
>紺野まひる、確かにハマってしまいますね。
実はいろんなドラマで見かけてはいたのですが、今回の彼女の役どころが一番のような気がします。いやむしろボクのほうがハマっているのかも(苦笑)(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/01/15 21:52