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2005/07/17

ボク流の映画の観方

 今週は映画館へ行かなかったので、ボク流の映画の見方について書いてみたい。まず映画は身近なエンターテイメントである。時に高壮で時に馬鹿馬鹿しく、しかも運が良ければ心に何かを遺してくれる。ただこの最後、「心に何かを遺す事は希」なのだが、出会えた喜びは代えられないもの。これは読書にも似ている。ただ読書は作者と読者の想像力の戦いであるのに対し、映画はその間を監督や脚本家が受け持つ。もちろん読者の想像通りに進む場合もあれば、全くの期待外れというケースも少なくない。たとえ原作が傑作であろうが、監督が名匠だろうが、脚本が全てだと思う。

 これは映画オリジナル脚本の作品にも当てはまるだろう。脚本以上に面白さを伝える事はまずあり得ない。ボクは映画評価する上、まず第一に脚本の出来不出来が大きなウェイトを占めている。大体、冒頭数十分観ていればその点は判る。その上で初めて監督の演出、さらに俳優の演技等に目が行き始める。そこで監督が何を言いたいのか、しっかりとしたテーマは不可欠である。もちろん俳優が大根だったとしても、ある程度まで我慢はするが、評価は落ちるだろう。

 だが意外に見逃せないのがコストパフォーマンスだと思う。日本公開の映画ほぼ全てに当てはまるが、ハリウッド大作、期待作は沢山のお金がかかっている。VFXに対するウェイト、そればかりに力を入れ過ぎた物語も少なくない。結果、こけおどしに走った作品をいくつも観てきている。そして非常に失敗作となる可能性が高い。最近はVFXの進歩=コストとならなくなったせいか、実は日本映画にその傾向が強い。実際、そう思うと思い当たる作品もあるだろう。第一印象、金掛けた作品に辛くなるのは当然の経緯である。

 だが実は一番大事なのが、映画を観る時の体調なのだと思う。ボクが朝から映画を観るのはその点を優先するからだ。実は体調次第で観た映画の心象は変わってくる。大敵は眠気、寝不足。行列のできるラーメン屋さんへ行くと「体調で味が変わる」と壁に書かれている事があるが、その点に相通じる。ただ人によって体調のピークは違うので、そこは配慮されたし。例え面白い作品も眠気でウトウト、感動2割減ではせっかくの劇場鑑賞も台無しは控えたい。

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コメント

TB ありがとうございました。
こんなにたくさんの映画のパロディが隠れていたんですね。
半分くらいしかわかりませんでした。
なんにしても、このドラマはコメディに徹していて
おもしろいです!

投稿: kota | 2005/07/23 00:39

kotaさんこんにちは。
こちらこそコメントありがとうございます。

たぶん「電車男」のところに対するコメントですよね。
ドラマと映画って兄弟みたいなものです。それぞれのパロディが判ると楽しいものですよ(^^ゞ

投稿: でんでん | 2005/07/23 09:54

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トラバしてくださった方のブログからつたっていって 暇に任せて、いろんな映画の感想のブログを見て回った。 感想もさまざまで読んでいて楽しいんですが 私は映画の観方が浅いなぁ〜知識もまだまだだなぁって 痛感しました。いや、エエ勉強になりました。 映画を観てもどう感想を書いていいかわからず、 サボっちゃうときがたま〜にあんですが そんなとき人様のブログを拝見すると 「あ〜そうだわ、その通りその通り」なんて�... [続きを読む]

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