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2005/05/14

タモリを考える

 あまり面識のない人との会話、その第一声に困ることがある。世間一般的には天気の話から始めるのだろうが、会話が弾まなければ間もなくそこで終わってしまい、気まずくなる事が多々あるもの。まして口下手な自分にとっては大きなハードルだ。そんな時に思うのは『笑っていいとも』テレフォンショッキングでのタモリ。ゲストを迎えたタモリの第一声である。
「顔ちっちゃいねぇー」
コージー富田がタモリをマネした時にクローズアップされた言葉だが、その意外性が面白い。正直『笑っていいとも』は偉大なるマンネリだが、その第一回から続くコーナーがテレフォンショッキング。メジャーからマイナーなタレント、俳優まで会話に詰まる事はまず考えられない。内容も井戸端会議的であるし、居酒屋の会話にも近い。どうでもいいような会話だが、ちゃんとコーナーの20分近くも保たせて、そこがタモリの凄いところでもある。

 しかし彼の本領発揮は毎度おなじみ流浪の番組 『タモリ倶楽部』だと思う。番組の傾向はどマイナー。ゴールデンタイムではパンチが弱いが、深夜帯なら興味をくすぐる。1982年から他局に先駆け、この時間帯を開拓した功績は大きく、現在も趣味性に富んだ企画が多い。「空耳アワー」「今週の5つ星り」「廃盤アワー」「東京トワイライトゾーン」「懐かシネマ」...そして究極はドラマ「愛のさざなみ」。「波子さんっ」「義一さん」の会話が懐かしい。『タモリ倶楽部』のマイナーな視点は、間もなく登場する所ジョージへ引き継がれてゆく。

 『今夜は最高』『ジャングルTV』とヒット番組のあったタモリ。だが私にとって衝撃的だったのはあの『24時間テレビ』でローソクショーを始めた事だ。確か第一回だったと思うが、時間は序盤のプロローグショー、暗くなった武道館のステージで全身裸にパンツの出で立ち。当時、知る人ぞ知る存在だった頃のタモリ、クルクルと回りながらローソクを取って微笑む。今もその顔が脳裏に残るほどだ。たとえ今、若手芸人の下半身にモザイク掛かろうと、25年以上前のローソクショーには敵うまい。現在も第一線にいるタモリの原点である。さすがは我が街沼津の名誉市民...だ。

050514

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