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2005/04/07

巨人戦の見どころ

 やはりサラリーマン、帰宅するとテレビのチャンネルはプロ野球に変えていた。目下の楽しみは巨人の動向である。四連敗でストップしたものの、今年の巨人はまだ一つしか勝てていない。自分は筋金入りのアンチ巨人ファン。勝てない巨人を見て、ほくそ笑む一方、何処か煮え切らない気持もある。するとテレビ画面を通して衝撃の映像が届いた。4回裏1対1の同点、一見手に汗握る試合と思いきや、映像その向こう三塁側のスタンドの多くに空席が見られたのだ。その光景は一瞬、パリーグの試合と勘違いしたほどだった。

 最近のニュースでも報道されているが、巨人戦の視聴率が過去最低をたどっている。巨人絶対王朝の崩壊。ナベツネ前オーナーの主張していた『強い巨人=球界の発展』という論理は今や通用しない。娯楽の多様化は深刻なものであり、そもそも普通のテレビ番組でさえ、視聴率確保が難しくなっている。むしろ注目はパリーグの東北楽天であり、放送があればチャンネルを向ける事が少なくない。巨人同様、負けが先行する楽天ではあるが、いつ勝てるか?と、むしろ巨人と全く逆の立場なのが興味深い。

 昨年の1リーグ制論議をきっかけに、やや陰りの見えたプロ野球人気に再び注目が集まったが、今年はその試金石となるはずだった。しかしその回答が今年の視聴率、巨人総スカンである。堀内監督がヒゲを伸ばそうが、清原がピアスをつけて登場しようが、根幹となる野球に何の面白みも無ければ意味は無い。いや僅差の試合を続ける巨人戦、考えようによっては玄人好みで面白いのかもしれない。ただ勝てぬ苦悩に溢れた姿は、どんなドラマで描かれる悲劇よりも深刻だ。目に飛び込んできた空席の数は、巨人の悩みに比例する。他人の不幸は蜜の味、これは今の巨人にも当てはまるだろう。

 変えたチャンネル先、フジテレビの「クイズ・ミリオネア」では堺正章が1000万円を獲得。こちらのほうがよっぽど興奮したのは言うまでも無い。チャンネルを戻すと、空席はさらに大きく広がっていた。心なしか、実況も解説者もコメントが醒めていたように思えた。それもそのはず。スコアボードを見ると、巨人は横浜から10点以上の大差をつけられていたのだった...

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