「サイドウェイ」+「エターナル・サンシャイン」=「マン・オン・ザ・ムーン」
土曜は久々に映画遠征、「サイドウェイ」と「エターナル・サンシャイン」を観に行って来た。朝の早い時間からは子供向けの作品に取られ、大人の映画は午後からというのが、どの映画館、シネコンでも春休みの番組スタイルである。しかも「サイドウェイ」はTOHOシネマズ、「エターナル・サンシャイン」はコロナワールドなので、すぐにハシゴというわけにはいかない。ただ歩いて10分程度の距離しか離れていない。いつも思うが、鴨宮は非常に映画ファンに嬉しい街ではある。
今回のタイトル、別に物語がそういう内容になっているわけでなくて、キャストの事を言いたかった。「エターナル・サンシャイン」はご存知ジム・キャリー、「サイドウェイ」はポール・ジアマッティ。そして二人が共演していたのが「マン・オン・ザ・ムーン」である。正直、賛否両論な映画なのだが、ボクはこの作品が大好きだし、ジム・キャリーの代表作だと思う。ジム・キャリーはもちろん、主人公アンディ・カフマンを、ポール・ジアマッティは友人であるコント作家を演じている。特に二人が醸すギリギリの笑いが好きで(そこが賛否両論の所以ではあるが)、ツボにハマったところでもある。ジム・キャリーは熱演の甲斐あってゴールデングローブ賞を受賞、ポール・ジアマッティの存在はこの作品で初めて知り、以後注目する役者となった。
そんな二人が時同じくして新作が公開された。どちらも負け犬、女性に捨てられた男の映画である。ただ二作の背景はまるっきり違う。「サイドウェイ」は現実を追う映画だし、「エターナル・サンシャイン」は恋愛ファンタジー。ジム・キャリーは「マスク」で人気を得て以後、コメディで地位を確立しつつも、役者として選んでいる作品もある。しかしジムが評価されるのはいまだコメディ。そこが彼の悩みでもある。「エターナル・サンシャイン」は彼のキャリアを補う意味で笑いもあるし、役者の面も問われる作品。ただコラムでも書いたが、ボクの嗜好には合わなかった。きっと負け犬たる自分をはぐらかしたくなかったからだ。自分の気持を埋める意味で観たが、そこに答えは無かった。
一方の「サイドウェイ」。地味にキャリアを積んできたポール・ジアマッティが主演。とはいえ最近は大作、ティム・バートンの「猿の惑星」にも出演した。もちろん猿の役である。今回の「サイドウェイ」でも愛すべき薄毛男を演じ、しかもやるせなさが溢れる。トーマス・ヘイデン・チャーチ演じるおバカな友人に振り回されつつの珍道中。こちらも負け犬に対し明確な答えを示す事無く、寸止めで終劇。しかし共感度は明らかに「サイドウェイ」が上だ。女性の前でウンチクは語りたいし、ただその反面で自分を売りたい、そんな心中が伝わってくる。そしてそんな機微も解る年になったのだなぁと思った。なお小粋なジャズも心地よく、この作品を観ていてサントラが欲しくなった。

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低予算のわりにはいろんな賞を取ってる・・・って何かで読んだので見てみました。
確かに、ゴールデン・グローブ賞では作品賞まで取ってる作品でした。
今回は、TOHOシネマズのシネマイレージ特典(6回観ると1回タダ)で無料鑑賞してきました。
240人くらい収容のスクリーンに30人くらい。
年齢層はやや高め。
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» エターナル・サンシャイン [WILD ROAD]
『エターナル・サンシャイン』
2004年アメリカ(107分)
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー
ケイト・ウィンスレット
キルステン・ダンスト
マーク・ラファロ
イライジャ・ウッド
★ストーリー★
バレ....... [続きを読む]
受信: 2006/01/25 20:26
コメント
こんばんは、初めまして。
TBとコメントありがとうございました(^^)
「マン・オン・ザ・ムーン」はまだ未見です。
ジム・キャリーは『マジェスティック』が良かった分、今回は期待外れでした(^^;)
投稿: 稲葉 | 2006/01/26 22:42
稲葉さんこんにちは。
コメントありがとうございます。
「マン・オン・ザ・ムーン」は好き嫌いがハッキリ分かれる映画だと思います。でもボクはそんな映画が好きなんですね(苦笑)(^^ゞ
投稿: でんでん | 2006/01/28 22:06