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2005/03/06

「ボーン・スプレマシー」を観る

 昨日はお仕事で午前様。その疲れをとって、午後から「ボーン・スプレマシー」を観てきた。そもそも我が盟友N氏と公開初日、映画の日と行く約束が延び延びになっていたところで、彼からギブアップの電話。仕方なく今週末、一人での鑑賞。一応、先日買ったDVD「ボーン・アイデンティティー」に割引券が入っていたので、それを利用させてもらった。前作DVDを観てからはや三週間、ややテンションは下がってしまったが、それでも今日観た感想は充分、期待に応えてくれた出来である。

 前作は記憶喪失した工作員である主人公、そして工作員たちに秘められた計画、トレッドストーンが物語の核。徐々に明らかとなる事実、そしてアクションが面白い作品だった。一方、今回はスパイの悲哀がテーマ。冒頭の悲劇に始まって、最後も精神的には悲劇で終わる。もちろん第三作につながる興味深いエンディングが控えているが、今回の物語の根幹には絶えず自らの行動を問う、モンタージュするボーンの姿があった。その点、前作以上にダーク、地味な印象の作品である。

 ただそういった物語に華を添えるのが、前作同様のアクション。特にカーアクションは凄い。近年で印象に残るカーアクションは「RONIN」や前作「ボーン・アイデンティティー」が挙げられるが、本作はそれを超える勢い。圧倒するスピード感、連続する激突、ドライブテクニックに観るほうも肩がこってくる。カーアクションが収束すると、思わず笑ってしまった。ただアクション全般、単なるハリウッド産と一線を画すのは、物語と同じ傾向なのかもしれない。スパイの本家007シリーズは早々、VFXに手を出したが、本作は何処に使われているか判らない、いやほとんど使っていないと思う。

 さてこの作品こそ、もっと音響の良い映画館で観たいと思わせた。前作「ボーン・アイデンティティー」のDVDは抜群のサラウンド感が貴重。たぶん本作も例に漏れず...と思いたいが、如何せん田舎の映画館ではまるでモノラル。擬似ステレオに毛が生えた程度の音質。なのに音だけはデカイ。その上、作品冒頭は映写技師の下手さか、画面は微妙に揺れるし、安定するまでに時間が掛かった。映画的には「金返せ」では無かったので我慢したが、こんな上映ばかりしていたら、お客さんは戻ってこないぞジョイランド沼津。

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