« 劇場版「鉄人28号」 | トップページ | 「パッチギ!」を観にいく »

2005/01/18

東スポ映画大賞

 今日の帰り、セブン・イレブンに立ち寄ったところ、つい東京スポーツに手が伸びてしまった。何故かといえば、第14回東スポ映画大賞が発表されていたからだ。作品賞は「誰も知らない」、監督賞、主演男優賞は「血と骨」の崔洋一、ビートたけしの二人。まぁ東スポ映画大賞の審査委員長がかくいうビートたけしその人であるから当然ではある。しかしそんな中、一面を独占したのは主演女優賞のフカキョンこと深田恭子であった。だから東スポには珍しい彼女の登場に目を疑ってしまった。

 彼女の受賞対象作は「下妻物語」。二〇〇四年、筆者の邦画ナンバーワンである。ただ「誰も知らない」、「血と骨」の両作を観ていないので、それでナンバーワンというのはオカシイかもしれない。ただ限られた時間の中で観る限り、また客観的に考えても「下妻物語」の作品としての出来はいい。描写的に「血と骨」「誰も知らない」と比較するとニュートラルなのが「下妻物語」。だって「血と骨」はかなり濃い話だし、「誰も知らない」は超ナチュラルが身上(だと思う。未見だけどね)。

 しかしニュートラルといってもそのテンポはトップギア。しかも深田恭子は自らの持つキャラではぐらかしながら、ラスト、クライマックスではアッと驚く演技を魅せる。それが「下妻物語」の見どころであり、今回の受賞の要因に思う。それ程に本作の深田恭子は光っている。実は昨日、「下妻物語」のDVDを観たが、二度目でも面白かったし、ちょっぴりほろっと来た。自分のスタイルを貫く事、そして堅い友情に何とも言えない感情を覚えた。本当にいい映画でオススメです。

 さて特別賞には何とあの「デビルマン」が選ばれた。反面教師、日本映画界を揺るがせた問題作等、例えは多くある。確かに「デビルマン」以下の作品を探すほうが難しいかもしれない。何といってもメジャーな東映が配給したのだから、この作品が日本映画の物差し、ゼロ点映画と言っていい。この作品を下回る作品はゼロ以下だ。実は昨夜「仁義なき戦い 広島死闘篇」を観た。メチャ面白かった。そしてとても同じ東映の作品とは思えない(厳密に言うと「デビルマン」は東映アニメーション主導との事だが)。ちなみにたけしは「北京原人」「シベリア超特急」「みんな~やってるか?」と合わせて『4大おバカ映画』に認定したいとコメントしている。でもそれっておバカな映画に失礼。おバカでなく、救いようの無い『大バカ』映画なのだから。

simotsumaDVD

|

« 劇場版「鉄人28号」 | トップページ | 「パッチギ!」を観にいく »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58265/2617317

この記事へのトラックバック一覧です: 東スポ映画大賞:

« 劇場版「鉄人28号」 | トップページ | 「パッチギ!」を観にいく »