「グランツーリスモ4(GT4)」の舞台裏
昨夜、テレビ東京「ソロモンの王宮」を見ていたら、「グランツーリスモ4(GT4)」の制作発売の舞台裏を扱っていた。やっとの発売も更なる延期の背景、発売直後でミリオン、売り上げ七十億円を達成など等。山内一典プロデューサーのプライベートや仕事ぶりを通し、彼の製作会社でもある『ポリフォニー・デジタル』の社内に入り、制作の裏事情にかなり肉薄した内容であった。
特に見どころは新コース「ニュルブルクリンク」の本物を、アウディで山内氏自身がドライブする姿が映し出された時だ。まだ「二度目」と言っていたが、ゲーム上では八〇〇周をドライブしていたという。横に乗っていた日産のテストドライバーも驚くほど、ドライブテクニックに無駄が無かったようだった。そしてドライブで得たコースの特徴を捉えつつ、すぐにゲームにフィードバックを試みる山内氏。グラフィックだけでなく、ドライブフィールまで再現する「グランツーリスモ」。前作からロジクールの「GT FORCE」を得てからは、ドライビングシミュレータたる確固たる地位を確立している。ニュルブルクリンクでの山内氏はまさにその面目躍如といった感じだった。
「グランツーリスモ」の素晴らしい点はデジタルとアナログの融合に尽きる。プレイステーション2上ではあくまでデジタルデータの塊なのだが、その入り口はあくまでアナログ。前述のニュルブルクリンクの例にもあるが、感じたものをデジタルに変換するのはあくまで製作者の感性に任される。パワートレインの違いはデータになっても、チューニングは実車と同じ。山内氏はプライベートでそれを実践。彼の言葉にもあったが、「趣味と仕事は一緒でもいい時代」となったのだろう。
番組中、土屋圭市は実際とゲームの違いを主張しつつ、「グランツーリスモ」はドライブゲームの頂点にあると言っていた。しかもGT選手権のトップドライバーにさえ、ずっと(「グランツーリスモ」で)走っていたいと言わしめた。「グランツーリスモ」は四回目のモデルチェンジを経てその頂点に立ったのだ。『ポリフォニー・デジタル』はヴァーチャルながら、一流自動車メーカーと肩を並べた感もある。そして発売直後、一〇〇万ユーザーを得た事は、山内氏にとって一流のチューナーの証なのかもしれない。それにしてもひと仕事を終え、自分へのごほうびとフェラーリを買えてしまう何とも羨ましい人だ。
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コメント
えっ
買ったのってフォードGTだろ。白の。
投稿: えfら | 2010/12/02 17:33