« マイルチャンピオンシップ | トップページ | 平井堅「SENTIMENTALovers」を購入したが... »

2004/11/22

ぼくドラえもんです

 ホークスがソフトバンクに買収されるより、ブッシュが大統領選に圧勝するよりびっくりした事。それはドラえもんの声優陣がそろって来春に引退をする事になったニュースである。大山のぶ代による「ぼくドラえもんです」のひと言が消えていくのもビックリしたが、小原乃梨子が演じたのび太他、主要キャストも総入れ替えになるという。ドラえもんの声が変わる...ドラえもんアニメ化の全盛期を共に歩んだ者にとって、とても感慨深い出来事である。

 ドラえもんは筆者が小学生の頃、テレビアニメがスタート、間もなくドラえもんの人気を受け、今なお続くコロコロコミックが創刊。しかしドラえもんはそれ以前にもアニメ化されており(確かその時は日本テレビ系)、わずかながら記憶の奥に残っている。途中「のび太いるのか、助けに行くぞぉ」とかいう主題歌の歌詞だったか。だが本編自体思い出せないし、ドラえもんの声もどうだったか記憶に無い。やはり現在のドラえもんの声のインパクトが大き過ぎて、過去の記憶を引き出せないのかもしれない。

 人気シリーズで主役の交替は少なくない。007シリーズは5人の役者によってボンドが演じ続けられているし、日本なら水戸黄門が同様のケースで挙げられる。むしろ渥美清が演じた寅さんは稀なケース。しかしそこに重要なポイントがある。寅さんのキャラクターはビジュアル、独特の台詞回し等など、渥美清あってのキャラの部分が大きい事に気づく。一方、ボンドはタキシードにワルサーを構えればそれなりに決まるし、水戸黄門なら印籠と高笑いで用が立つ。実はドラえもんのキャラを構成するうち、あの独特のだみ声の存在が非常に大きい。特に子供たちにとっては尚更である。

 長寿番組のサザエさんも何度か何人かの声優陣が替わっている。ある新聞に「カツオ君の声ってヘンではないですか」と投稿があった。数年前、富永みーなに変わった直後の出来事だが、彼女も以前のカツオの声を意識してかなり作った声。たぶんアニメ通の人にしか判らないだろう。だがこの投稿は音の変化に敏感な子供の耳が聞き分けたものが発端であり、けっして侮れない。来春以降、変わったドラえもんの声に、違和感を覚える子供たちが増える懸念もある。これは他の子供向けアニメに対しても大きな問題であり、今後の動向に注目したい。

|

« マイルチャンピオンシップ | トップページ | 平井堅「SENTIMENTALovers」を購入したが... »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58265/2035408

この記事へのトラックバック一覧です: ぼくドラえもんです:

« マイルチャンピオンシップ | トップページ | 平井堅「SENTIMENTALovers」を購入したが... »